寝る

もうパパでも大泣きしない!寝かしつけ成功の寝室づくり5選

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毎日お子さんと向き合っているパパ・ママさん、こんなお悩みをお持ちではないですか?

  • 寝入るまでに時間が長くイライラ
  • 夜中に起きて泣いてしまう
  • 早朝に起きて困っている
  • パパだと泣いて眠ってくれない
  • パパも寝かしつけられるようになりたい

寝かしつけに関する悩みは尽きないですよね。
私自身も寝かしつけでたくさん悩み、いろいろな策を試してきました。そんな2児の母である保育士ママが寝かしつけ成功のカギとなる寝室づくりをご提案していきます。入眠しやすい環境を整えることで寝かしつけがスムーズになり、パパママも十分な睡眠を確保できたり、自分時間も増やせるかもしれません。ぜひ最後まで読んでみてください。

寝室のライトは消して真っ暗にしよう

入眠しやすい寝室環境で特に注意すべきなのは明かりです。とくに赤ちゃんは光の強さに敏感なため、電気や常夜灯がついていると気になって入眠の妨げになってしまいます。できる限り真っ暗な環境を整えてあげましょう。エアコンや加湿器、空気清浄機などのスイッチのわずかな明かりにも反応してしまうこともあるので注意が必要です。

電気は消し、明かりがついているスイッチは暗い色のビニールテープや、厚紙を貼るなど工夫してみましょう。

1,2歳以降になると「真っ暗だと怖くて眠れない」というお子さんもいらっしゃると思います。
怖がらせてしまうと逆効果になってしまうので、その子の様子に応じて小さなライトを寝入るまでつけてあげたり、徐々に暗い環境にも慣れていけるようにしたりと工夫してみるといいかもしれません。
真っ暗にして怖がってしまったらすぐに電気をつけるのではなく、今日の出来事の会話や楽しい昔話を話してみたり、一緒に歌を歌ってみるのもお子さんの気持ちがまぎれるのでおすすめします。

遮光カーテンをつけてみよう

電気を消して真っ暗にしていても、カーテンから車のライトや街灯などの光が漏れていませんか?先ほどお伝えしたように、子ども(とくに赤ちゃん)は大人より明かりに敏感です。寝つきが悪かったり、泣いたりしてしまうことの原因になっているかもしれません。

また、お子さんの睡眠トラブルで、朝の4時や5時にお子さんが目を覚ましてしまい早起きすぎて悩んでいる方も多いです。
特に夏場は日が昇る時間も早く、カーテンから漏れてくる日の光に反応して早く目覚めてしまいます。

そんな時は遮光カーテンに変えてみることをおすすめします。遮光カーテン以外にも、直接窓に貼れる遮光シートという物もあり、規則正しい生活リズムを整える手助けになります。
起床時間になったらカーテンや窓を開けて気持ちの良い朝日を入れ、優しく起こしてあげてくださいね。

優しい音色のオルゴールを流してみよう

大人でもゆったりとしたオルゴールや波の音、小鳥のさえずりなどの音楽を聴くとウトウトしてしまいますよね。五感に敏感な赤ちゃんや幼児は、優しい音色の音楽を入眠前に聴くことで副交感神経を優位にし、リラックス効果をもたらします。
最近ではCDやスマートフォンアプリにもたくさんの癒しの音楽があるので、ぜひお子さんのお気に入り音楽を見つけてみてください。

毎日違う音楽を流すよりも、固定の同じ音楽を流す方が「この曲が流れたら寝る時間だ」「この曲を聴くとなんだか眠くなってくる」などお子さんにとって入眠儀式の一部にもなるでしょう。

寝かしつけの曲をみんなで共有することで、ママ以外のパパや保育士さんが寝かしつけをする際に役立つかもしれませんね。

温度・湿度を快適にしよう

一般的に赤ちゃんや幼児にとって理想の室内温度と湿度は、次の通りです。

  • 春秋 … 20 ~ 22度
  • 夏  … 25 ~ 28度
  • 冬  … 20 ~ 25度
  • 湿度 … 50 ~ 60%

部屋の温度と湿度を快適にすることは、長く良質な睡眠をとる上で欠かせません。温度計を寝室に置き数字で確認することでより温度湿度を意識化する手助けになるでしょう。

ただし、大人と同じで「暑がりな子」「寒がりな子」もいますので体を触って冷たくないか、熱くないか、背中に手を入れてみて汗をかいていないか確認することも大切ですね。

< 暑いサイン >

  • 顔が赤くなっている
  • 背中、おなかに汗をかいている
  • 首や顔周りが熱い
  • 髪の毛が汗で湿っている

< 寒いサイン >

  • 背中、おなかがひんやり冷たい
  • 顔色や唇の色が青ざめて見える

特に赤ちゃんは手足で体温調節をしているため、触る場所は体の中心部である背中やおなかで確認するとよいでしょう。

お気に入りの寝かしつけアイテムを用意しよう

お子さんにとって、お気に入りのアイテムがあることで安心して入眠がスムーズになることがあります。
例えば、「ぬいぐるみ」「ハンカチ」「ガーゼタオル」「毛布」など。
日常の中で気が付くといつもお子さんが手にしているアイテムや、眠くなると触っている素材などありませんか?
お気に入りのアイテムがないか普段の様子からチェックしてみてください。

しかし、お子さんによってはお気に入りの安心アイテムが見つからない場合ももちろんありますよね。そんな時は、肌触りの良いアイテム(さらさら、ふわふわ、モフモフ…)を用意し寝かしつけの際そばに置いてみてください。
特にパパが慣れない寝かしつけするときこそチャンス!ママがいない不安な中、安心アイテムを生み出すきっかけになるかもしれません。

私は現役保育士ですが、0、1、2歳児クラスでは入園してまだ慣れない頃に安心アイテムがあるか保護者の方にお聞きします。安心アイテムを園でも持つことで、よりスムーズに園生活に慣れることができるかもしれません。そんなときを見越して、園にも持っていける「ハンカチ」や「タオル」から安心アイテムを見つけるのもおすすめです。

寝かしつけに関するママの本音・パパの本音

入眠しやすい寝室環境のポイントをご紹介しましたが、最後に寝かしつけに関するママの本音・パパの本音をご紹介します。私自身も感じたことや、ママ友から聞いた話、保育士として働く中で保護者の方からお聞きしたお話で多かった声です。

  • パパが寝かしつけしてくれれば、その時間に家事や通園準備が出来るのに…
  • 家事や育児、仕事に疲れていつも子どもと寝落ちの日々…私だって夜の静かなリビングで自分時間を楽しみたい!
  • パパに寝かしつけを頼むと子どもが私を求めて泣いてしまってなんだか罪悪感。
  • 「俺じゃ寝てくれない!ママが寝かした方が早いじゃん!」とパパは言うけれど丸投げしないで欲しいな…
  • 夜間授乳で何度も起きて心身ともにヘトヘト…パパにもう少し労わって欲しいな。
ママの本音
ママの本音
  • 慣れてるママが寝かしつけした方がスムーズなんだけどな…
  • 仕事で疲れてるし帰宅後はゆっくりしたいな。
  • ママが寝かしつけしてる間に家事をやってみたけど、ダメ出しされるし…
  • 俺が寝かしつけすると子どもが嫌がるから傷つくんだよな…
  • 夜泣きで起こされてるのはママだけじゃない!
  • 俺だって寝かしつけできるようになりたい!
パパの本音
パパの本音

いかがでしょうか?
「あーそれ分かる!」と共感していただける部分もあったのではないでしょうか。
家事、育児、仕事を日々頑張っているパパ、ママ。寝かしつけの悩みや、夜泣き、早朝起きなどの睡眠トラブルがあると心身ともに疲れてしまいますよね。そんな時こそ、何か解決の手立てはないか模索しながら、お互いに労いの言葉を掛け合いながら支えあって一緒に子育てしていけるといいですね。

まとめ

以上がスムーズな寝かしつけのための寝室づくりのカギとなります。

  • 寝室は真っ暗に
  • 遮光カーテンや遮光シートを導入
  • 優しい音楽を流す
  • 温度湿度を快適に
  • 安心アイテムを用意

寝かしつけに関する悩みは数多くありますが、今回は寝室づくりについてまとめました。赤ちゃんのねんね期から寝返りを打ち始める頃には、落下防止についても早めに対応してけると良いですね。
お悩みの改善策の一つとして、寝室の環境を整えることがお子さんにとって問題解決の糸口かもしれません。
すぐにチェックできることばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。

寝室環境を整えるほかにも、
・寝る前におすすめのスキンシップ
・眠くなるおすすめ絵本
・だんだん眠くなる寝かしつけのコツ
などポイントは数多くあるので、無理なく始められそうなものから取り入れてみてください。

ABOUT ME
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現役保育士ママ
保育士・幼稚園教諭として勤務歴10年。2児の母の経験を活かして、育児に関する記事を書かせていただいています。子育てはやりがいがあって楽しい反面、悩みも尽きないですよね。ママ目線、保育者目線の両方から得た情報や知識を共有していけたらと思います。一緒に子育てを楽しみましょう!
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