どんな英会話教室を選べばいい?英会話スクール or オンライン英会話

英会話スクールに通わせるべきか、それともオンライン英会話を始めるべきか――。
子どもの英語教育を考えるとき、多くのパパママが悩むのがこの選択です。
実はどちらにもメリットがあり、子どもの性格や家庭のライフスタイルによって「正解」は変わります。今や選択肢は豊富で、それぞれに特色があるため、何を基準に選べばいいのかわかりづらいのも事実です。
この記事では、小学校で働き数多くの家庭の相談に乗ってきた筆者が、英会話スクールとオンライン英会話を徹底比較し、それぞれの特徴や選び方のポイントをわかりやすく紹介します。
お子さんにぴったりの英語学習スタイルを見つけるヒントに、ぜひ最後までご覧ください。
子どもの習い事の選び方(ガイド)は、こちらからご覧ください。
- 英会話スクールのメリット
- オンライン英会話のメリット
- 子どもの英会話教室に関する実態調査
- 総合評価
- 習っているのは未就学児~低学年が半数以上
- 対面教育(集団レッスン)が全体の約6割
- オンライン英会話では感覚的な課題が浮き彫りに
- オンライン英会話のメリットは「時間や場所に縛られず便利」
- オンライン学習の効果は「ある程度実感」する人が多数
- 習い事の数は家庭によって異なる選択肢
- 「本人の興味」と「親の判断」が二大きっかけ
- 学ぶ目的は「早いうちからの習得」が圧倒的多数
- 最大の不安は「費用」次いで「実践力」
- 多くの家庭が「月5,000〜10,000円」を現実的と感じている
- 「60分」がスタンダード。集中力とのバランス重視
- 7割近くが「体験してから決めたい」と考えている
- 人気の英会話教室
- 重視されているのは「通いやすさ」と「講師の質」
- 英会話教室の決め手は「体験授業」と「口コミ」
- 英会話教室に8割以上が「満足」以上と回答
- 講師の質に対する評価は非常に高い
- 教材はわかりやすく楽しく作られていることが評価
- 子ども個々のペースや興味を引きつける工夫が高く評価
- 個別対応や柔軟なレベル調整が高く評価
- 料金の高さに対する満足度が分かれる
- 楽しみながら学べる環境が整えられている
- オンライン学習や、駅近や徒歩圏内の立地が大きなメリット
- サポート体制は親身で丁寧な対応が評価
- 子どもの英語力を自然に向上させることができる点が特に評価
- 費用面への不満が多くみられる
- 英会話の効果は「日常の小さな変化」として現れる
- 英語教育への期待や願い
- 英語教育を通して期待すること
- 英会話スクールとオンライン英会話の違いを比較
- 子どもにとって“続けられる”が最優先
英会話スクールのメリット

対面レッスンならではの学びの効果
最近ではオンライン英会話の人気も高まっていますが、実際に通学型の英会話スクールを選ぶご家庭も少なくありません。
とくに、通学型では先生やクラスメイトの存在が良い刺激となり、やる気を引き出してくれる効果が期待できます。友達と一緒にがんばる環境は、継続のモチベーションにもつながります。
1.対面ならではの「安心感」
先生と直接顔を合わせてやり取りができるため、表情やジェスチャー、実際の道具やカードなどを使ったやりとりによって、立体的なコミュニケーションが可能です。特に英語が初めての子どもにとっては、対面でのレッスンは安心材料となり、抵抗感なく学び始めることができます。教室という空間に身を置くことで、気持ちが学習モードに切り替わりやすく、レッスンへの集中力も高まります。
また、講師の声がクリアに届きやすく、英語特有の音やイントネーションを正確に聞き取ることができます。
2.集団だからこそ生まれる「良い刺激」
英会話スクールの多くは、少人数のグループレッスンを採用しています。他の子どもたちと一緒に学ぶことで、「負けたくない」「もっと話せるようになりたい」という気持ちが芽生えやすくなります。また、友達と楽しみながらレッスンを受けることで、英語に対するモチベーションを自然に引き上げる効果もあります。
3.長年の実績に裏打ちされた「確かなカリキュラム」
英会話スクールの多くは、年齢やレベルに合わせた体系的なカリキュラムを用意しています。段階を追ってスキルを伸ばす設計になっており、「読む・書く・話す・聞く」の4技能をバランスよく学べるのが魅力。さらに、英検や英語スピーチコンテストなどの外部試験対策に対応しているスクールも多く、将来的な目標設定もしやすい点がメリットです。
【英会話教室を選んだ家庭の口コミ】
家ではなかなか集中できないタイプなので、きちんとした教室の雰囲気の中で学ばせたいと思い、通学型の英会話教室を選びました。最初は少し緊張していた様子でしたが、同じ年頃の子たちと一緒に歌ったりゲームをしたりするうちに自然と打ち解けて、今では「英語の日」が待ち遠しいみたいです。
先生の発音もクリアで、表情やジェスチャーを交えてくれるので、五感を使って英語を学べている実感があります。
「今日は〇〇ちゃんとペアでゲームしたよ~!」と楽しそうに話してくれるので、英語=楽しい時間、というイメージが定着してくれて嬉しいです。

英会話スクールで重要視するポイント
英語学習者向けWebメディア「プロリア英会話」の【2023年】子ども向け英会話教室の利用実態調査によるとオンライン英会話ではなく、通学型の英会話教室を選んだ理由をアンケートをとった結果、多くの回答者が対面での効果を期待したためと回答しました。
- 発音が聞き取りやすいため
- 五感でコミュニケーションをとって欲しいため
- 集中力やモチベーション維持のため
- 友達と楽しみながら英語にふれられるため
このように、多くの保護者が「対面でしか得られない学びの効果」に期待していることがわかりました。また、アンケートの中には、実際にオンライン英会話を試したものの、「通信環境が安定せず集中できなかった」という理由から通学型に切り替えたご家庭も見られました。
やはり、リアルな空間で先生と直接やり取りができることや、環境が整った場所で学べることは、対面ならではの大きな魅力です。
オンライン英会話のメリット

忙しい家庭に嬉しい「送迎なし・短時間・低コスト」
オンライン英会話は、現代の子育て世代にとって非常に魅力的な選択肢です。特に、「送迎なし・短時間・低コスト」というメリットが際立っています。
1. 送迎なしの利便性
オンライン英会話の最大の利点の一つは、自宅でレッスンを受けられることです。これにより、保護者の送迎の手間が省け、時間的な負担が大幅に軽減されます。特に共働き家庭や兄弟姉妹がいるご家庭では、スケジュール調整が容易になり、他の家事や育児との両立がしやすくなります。
2. 短時間で効果的なレッスン
オンライン英会話のレッスン時間は、一般的に20~30分程度と短時間で構成されています。この短時間集中型のレッスンは、子どもの集中力を維持しやすく、効果的な学習を促します。また、日常生活の中に無理なく組み込むことができ、習慣化しやすい点も魅力です。
3. 低コストで始めやすい
オンライン英会話は、従来の通学型の英会話スクールと比較して、リーズナブルな料金設定が多いのが特徴です。例えば、月額数千円から始められるサービスもあり、家計に優しい選択肢となっています。これにより、英語教育を始めるハードルが下がり、多くの家庭で導入しやすくなっています。
4. マンツーマン指導
オンライン英会話の多くはマンツーマン形式。これにより、レッスン中は子ども一人ひとりのレベルや興味に合わせて指導を受けられます。
集団レッスンではどうしても「ついていけない」「他の子のペースが気になる」といったことが起きがちですが、マンツーマンならその心配は不要。講師が子どもの理解度を見ながら、テンポや内容を柔軟に調整してくれます。
また、「英語を話す機会がたっぷりある」のもマンツーマンならではのメリット。聞いて終わりではなく、自分の言葉でアウトプットする経験を積むことで、「伝わる英語力」が自然と育ちます。
そのほかにもたくさんのメリットが!
そのほか、子どもたちは自宅での学習により、リラックスして勉強に取り組むことができるというメリットがあげられます。特に、英会話を初めて学ぶ子どもにとっては、新しい場所や見知らぬ人との対面授業は不安や緊張を引き起こすことが多いですが、自宅ではそのようなストレスを感じにくくなります。
また、24時間いつでもレッスンを受けられるサービスが多く、家族のスケジュールに合わせて柔軟に学習計画を立てることが可能です。これにより、学校や他の習い事との両立がしやすくなります。
【オンライン英会話を選んだ家庭の口コミ】
最初は「本当にオンラインでちゃんと学べるのかな?」と心配していたのですが、ゲーム感覚で進むレッスンや、好きなキャラクターが登場する教材が楽しいようで、毎回「次のレッスンはいつ?」と聞いてくるほど楽しみにしています。
英語が得意じゃない私でも、レッスン後に届くレポートで「何をやったか」「どこが成長しているか」が分かるので安心です。
通学時間がいらず、夕食前の30分で終わるのも、働く親としては本当に助かっています。

オンライン英会話を選ぶ理由
英語学習者向けWebメディア「プロリア英会話」による「子ども向けオンライン英会話の選び方」に関するアンケートでは、子ども向けオンライン英会話選びにおける重要視ポイントの第一位はレッスン料金という結果が出ています。
また、通学型の英会話スクールではなくオンライン英会話を選んだ理由では3割以上の回答者が「送迎の関係」と答えていました。
その他はオンライン英会話ならではのメリットである、「自宅で可能なため」「比較的料金が安いため」「スキマ時間で学べるため」を選んでいる回答者が多くいました。
オンライン英会話の市場は急拡大中!サービスの選択肢も豊富に
オンライン英会話の市場は近年、驚くほどの勢いで拡大しています。
語学ビジネス全体の調査・分析で定評のある矢野研究所の調査によれば、オンライン英会話を含む「オンライン語学学習」の市場規模は、
- 2017年度:110億円
- 2021年度:245億円
と、わずか4年で2倍以上の成長を遂げました。しかもこの期間、毎年右肩上がりに拡大を続けており、今後もそれ以上の成長が見込まれると予測されています。
一方、通学型の外国語教室全体の市場規模は、以下のように推移しています。
- 2017年度:3,505億円
- 2021年度:3,020億円
つまり、通学型の英会話教室は緩やかに縮小傾向にあるのに対し、オンライン英会話は急成長しているという構図がはっきりと見えてきます。
市場が伸びる=サービスの質も上がっている
市場が拡大しているということは、それだけ新しいサービスが増え、既存サービスも進化しているということ。
特に子ども向けのオンライン英会話では、以下のような特色があるサービスも多く登場しています。
- 年齢・学年・レベル別のカリキュラム
- ゲームや歌を取り入れた楽しいレッスン
- マンツーマンレッスンでしっかり会話練習できる
- 保護者用の進捗レポートやフィードバック機能
- 柔軟な予約・キャンセル制度
選択肢の幅が広がったことで、「家庭のライフスタイルや子どもの性格に合うオンライン英会話」を選びやすくなっているのも、利用者が増えている理由の一つです。
子どもの英会話教室に関する実態調査
本ブログでは、子どもの英会話教室について、インターネットを通じ独自にアンケートを実施しました。
対象となったのは、「現在英会話教室に通っている」または「過去1年以内に通っていた」お子さんがいるご家庭です。
- 調査対象:英会話教室に通っている、または通っていたお子さんがいる家庭
- 調査方法:インターネット調査
- 実施期間:2025年4月1日~7日
- 有効回答数:81件
総合評価
当調査より、英会話学習は「早期教育」として高く評価されていることがわかります。
幼児~小学校低学年の受講者が過半数を占め、早いうちから英語に触れさせたいという意識が強くみられました。受講のきっかけとしては「本人の興味」と「保護者の判断」がほぼ同率となっており、家庭内の関心の高さがうかがえます。
英会話学習の目的は「将来のためのスキル習得」が中心で、学校の補習目的は少数派でした。オンライン学習においては「効果はある程度感じている」が多数派で、おおむね期待値は高いが、満足度には伸びしろがあるという評価でした。
英会話教室を習う家庭の実態
- 教室形態では「対面・集団レッスン」が約6割と最多で、「楽しく学べる環境」が人気の要因。
- 一方、「オンラインスクール」は約23%と増加傾向にあり、通学不要・スケジュール調整のしやすさが高評価。
- 習い事にかける費用としては「月5,000~10,000円」が最多。費用対効果を重視する層が主流。
- レッスン時間は「60分」が最も多く、集中力とのバランスを意識した設定が多い。
- 人気教室はECC系が圧倒的で、認知度・安心感のあるブランドが選ばれる傾向。
課題や問題点
- オンラインレッスンでは「楽しさや集中力に欠ける(53.2%)」「モチベーションの維持が難しい(40.4%)」といった感覚的な問題が目立つ。また、「発音が聞き取りづらい」「先生の質のばらつき」など、授業クオリティにばらつきがある点も課題。
- 費用への不安(44.4%)や、「実際に役立つかどうかの不透明さ(32.1%)」も、保護者の不安材料となっている。
- 「どの教材・教室を選ぶべきか分からない」「親がサポートできない」といった声もあり、家庭でのサポート体制や情報提供の工夫が必要。
習っているのは未就学児~低学年が半数以上

今回のアンケートでは、未就学児(幼児)から小学生低学年までの回答が半数以上を占めました。特に、幼児(32.1%)と小学1〜2年生(22.2%)を合わせると全体の約54%となり、早いうちから英会話を始めたいと考えているご家庭が多いことがわかります。
これは、近年注目されている「英語の早期教育」や「小学校での英語必修化」を受け、英語に親しむタイミングを前倒しにする保護者が増えている傾向を反映しています。
また、小学3〜6年生も合わせて約34%と、学年が上がるにつれてニーズはやや減少しますが、高い関心が見られます。中学生以上になると部活動や勉強の比重が高まるためか、割合は少なくなる傾向にあります。
対面教育(集団レッスン)が全体の約6割

もっとも多く選ばれたのは、「対面教育(集団レッスン)」で全体の約6割(59.3%)。先生やお友だちと一緒に学ぶことで、楽しくモチベーションを保ちやすく、「英語=楽しい」という感覚を育てやすい点が人気の理由と考えられます。
次に多かったのは、「通信教育(オンラインスクール)」で23.5%。通学不要で、家庭のスケジュールに合わせやすく、送り迎えの負担もないため、近年利用者が増加しています。特に共働き家庭や地方在住の方にとっては、現実的な選択肢となっています。
プライベートレッスン(12.3%)は、子どものペースに合わせたきめ細やかな指導が魅力ですが、コスト面やスケジュール調整の難しさから選択率はやや低めです。
一方で、YouTube/英語アプリ、自宅での絵本学習や親による指導は1.2%以下と少数派となっており、やはり「先生が関わるスタイル」の方が安心・効果的と感じている保護者が多いようです。
オンライン英会話では感覚的な課題が浮き彫りに

オンライン英会話は手軽で便利な反面、「楽しさや集中力に欠ける」「モチベーションの維持が難しい」といった感覚的な課題が多く挙げられました。特に、「楽しさや集中力に欠ける(53.2%)」という回答は、子どもが夢中になれるかどうかが学習継続のカギであることを示しています。
また、「モチベーションの維持が難しい(40.4%)」「発音が正確に聞き取りづらく、理解が難しいことがある(34%)」といった声も多く、オンラインならではの難しさを感じている方が多いようです。
さらに、「通信環境の不安定さ」や「画面に集中できない」「先生の質のばらつき」といった具体的な不満点もありました。
オンライン英会話のメリットは「時間や場所に縛られず便利」

オンライン英会話の最大の魅力は、やはり「自宅で手軽にレッスンが受けられるので、時間や場所に縛られず便利(79.2%)」。送り迎えが不要で、時間も場所も選ばずに英語学習ができる点は、忙しいご家庭にとって大きなメリットです。
次に多かったのは「料金が対面授業に比べて比較的安価で、コストパフォーマンスが良い(33.3%)」と「どんな時間帯でもレッスンを受けられるため、忙しい日常の中でも時間を調整しやすい(27.1%)」。
通学型の教室に比べてコストを抑えられたり、夜や早朝にも対応していたりと、家庭のライフスタイルに合わせやすい点も高く評価されています。
「自分のペースで学習を進めることができ、ストレスなく続けやすい(20.8%)」や「さまざまな講師とレッスンを受けられるため、選択肢が多い(14.6%)」といった意見もあり、柔軟性の高さがオンラインならではの魅力といえます。
オンライン学習の効果は「ある程度実感」する人が多数

オンライン英会話学習において、「効果を実感しており、満足している(22.9%)」という回答は少数派でしたが、逆に「ある程度効果を感じているが、もっと工夫が必要だと感じる(62.9%)」という意見が圧倒的に多い結果となりました。この結果は、オンライン学習に対する高い期待と同時に、「さらに良くするための工夫」や「レッスン内容や進行ペースの調整」が求められていることを示しています。
「期待したほどの効果が出ていない(8.6%)」という声もありましたが、多くの保護者がオンライン学習の効果を実感しつつも、より効果的に進めるための工夫が必要だと感じていることが分かります。
習い事の数は家庭によって異なる選択肢

アンケートの結果では、「1つの習い事に通っている(35.8%)」という回答が最も多く、次いで「習い事はなし(30.9%)」という家庭も少なくないことがわかります。
「2つの習い事に通っている(24.7%)」という家庭も一定数あり、複数の活動を行っている家庭が多いことが伺えます。
「3つ以上(8.6%)」という家庭は少数派ですが、活動が多い分、時間や費用の調整が大切だという点が浮き彫りになります。
「本人の興味」と「親の判断」が二大きっかけ

英会話を始めたきっかけとして最も多かったのは、「本人が興味を持った(44.4%)」と「保護者が必要性を感じた(43.2%)」という、家庭内の自然なきっかけでした。
この2つがほぼ同率であることから、子どもの「やってみたい!」と保護者の「やらせたい」がバランスよく重なったとき、学習スタートにつながりやすいことが分かります。
また、「進学・就職に役立つと思った(19.8%)」や、「体験授業・イベントを通して興味を持った(17.3%)」という意見もあり、将来の備えやリアルな体験が学習意欲に影響している点も注目です。
「学校の授業で興味を持った(3.7%)」という回答が少なかったことから、学校教育だけでは英会話を始めるきっかけになりにくいという現状もうかがえます。
学ぶ目的は「早いうちからの習得」が圧倒的多数

もっとも多かった回答は、「早いうちから英語を身につけてほしい(59.3%)」で、子どもが柔軟に吸収できる時期に英語を学ばせたいという保護者の意識が強く表れた結果となりました。
次に多かったのは、「子どもが英語に興味を持った(42%)」と「コミュニケーション能力を向上させたい(38.3%)」。このことから、英語を「学力」としてではなく、「実際に使える力」として重視する傾向が強まっていることが分かります。
また、「将来の仕事やキャリアに役立てたい(30.9%)」や「将来の進学や留学に備えたい(19.8%)」といった長期的な視点も、多くのご家庭が意識していることがうかがえます。
一方で、「学校の成績を上げたい(12.3%)」や「授業だけでは不十分(4.9%)」といった補習的な目的は少数派であり、英会話は「学校の延長」ではなく、「実用的なスキル」として学ばせたいという家庭が多いようです。
最大の不安は「費用」次いで「実践力」

最も多かった悩みは、「費用が高い(44.4%)」。英会話は継続がカギとなる習い事だけに、家計への負担が気になる保護者が多いことがうかがえます。
続いて、「習ったことを実際の会話で活かせるか不安(32.1%)」という声も多く、「学習の成果が見えにくい」というオンライン英会話特有の悩みが浮き彫りになりました。
また、「どの教材やスクールが良いかわからない(25.9%)」や「モチベーションを維持するのが難しい(22.2%)」、さらに「親がサポートできない(22.2%)」といった悩みも拮抗しており、「家庭での関わり方」に関する不安が複数存在していることがわかります。
多くの家庭が「月5,000〜10,000円」を現実的と感じている

もっとも多かったのは、「月5,000〜10,000円」で全体の約半数(46.9%)。
この価格帯は、週1〜2回のオンライン英会話や、小規模な対面教室の相場と重なっており、費用と学習効果のバランスを考えた妥当なラインとして多くの保護者が考えていることがわかります。
次に多いのは「3,000〜5,000円」(25.9%)で、こちらはできるだけ負担を抑えつつ継続したい家庭層と考えられます。一方、「10,000円以上」の層(合計19.7%)も一定数存在し、より専門的な指導や手厚いサポートを求めている家庭のニーズもうかがえます。
「60分」がスタンダード。集中力とのバランス重視

もっとも多かったのは、「60分」(71.6%)で、子どもの集中力を保ちながら学びを深められるちょうど良い時間として選ばれていることがわかります。
次に多いのは「30分以下」(22.2%)。こちらは主に幼児〜低学年の子どもや、オンラインレッスンでの短時間集中型のスタイルと考えられます。短い時間でも、頻度を高めたり、テンポよく楽しく学ぶ工夫があれば十分効果的です。
90分以上の長時間レッスンは少数派(6.2%)で、長時間の集中力維持や送迎負担などがネックになっている可能性がありそうです。
7割近くが「体験してから決めたい」と考えている

「ぜひ参加したい」「まあ参加したい」を合わせると、実に7割近くの保護者が体験スクールに前向きな姿勢を示しています。
これは、英会話学習に対して「子どもに合うかどうかを見極めたい」「教室や講師の雰囲気を確認したい」という保護者の慎重で実用的な姿勢を表しています。
また、「どちらでもない」が約25%と一定数存在することからも、無理なく試せる環境があれば一歩踏み出す家庭が増える可能性があります。
人気の英会話教室
「現在通っている、または過去1年以内に通っていた経験のある「英会話教室」 及び 「コース名」を教えてください。」との質問において、複数票上がった英会話教室を以下にまとめます。
■ ECC系(対面教室/オンライン教室) 約18%
- ECCジュニア
「小学1・2・3年生コース」「スタンダードプラン」「小学高学年コース」「4・5歳児英会話コース」など - ECC外語学院
「中学生英会話コース」「ENJOY ENGLISHコース」「AL」「マンツーマンレッスン」など - ECCオンラインレッスン/ECCのオンライン英会話
長年英語教室を展開しているECC独自のオリジナル教材を使用したメソッドが人気です。また、厳しい採用基準をクリアした高質な外国人講師による指導が受けられる点も大きな特長です。小学校の学年別に細かくコースを設定しており、地域密着型で教室数も多いです。
■ イーオン/イーオンキッズ(対面教室)約6%
「イーオンキッズ 幼児コース」
「小学1・2年生クラス」
「プライベートレッスン」
全国に展開する大手英会話教室で、1歳から中学3年生までを対象にしています。子ども向けコースが充実しており、年齢に応じて細かくクラス分けされています。
講師は外国人講師と日本人講師のダブルサポートがあり、どちらかを選択できるところが人気を集めています。
■ NOVA(対面教室/オンライン教室) 約4%
「駅前留学NOVA おすすめ留学」
「NOVAバイリンガルKIDS」
駅前留学のキャッチコピーで知られる大手英会話スクール。とくにNOVAバイリンガルKIDSは、3歳から高校生までを対象とした子供向けの英会話教室です。
全員がネイティブの外国人講師から学べ、オンラインでの学習、グループ学習、マンツーマン学習など、多様なレッスン形態のなかから選択することができます。
ネイティブキャンプ(オンライン教室)約4%
通常プラン(スタンダード)
プレミアムプラン
英検二次試験対策コース
大手のオンライン英会話スクールの一つで、子供向けプログラム「ネイティブキャンプキッズ」は、3歳~12歳程度のカリキュラムを展開しています。
ネイティブキャンプのスタンダードプランである「プレミアムプラン」を受講すると、レッスン回数が無制限、予約不要になるほか、親子兄弟にもお得なファミリープランもあるため、気軽に英会話を始めたい方から支持をあつめています。
■ ヤマハ英語教室(対面教室) 約4%
小学生英語コース コミュニケーション3
ヤマハ英語教室
ヤマハ英語教室は、音楽教育で長い歴史のあるヤマハが展開している英語教室です。音楽を取り入れたほかにはないメソッドが特徴です。
子どもが音楽やリズムに合わせて学ぶことができるヤマハオリジナルのカリキュラムで、英語にはじめて触れる子どもでも楽しみながら自然と英語を身につけることができます。
Kimini英会話(オンライン教室) 約4%
小学生の英会話2
Kimini英会話
教育業界で70年以上の実績を誇る学研が運営するオンライン英会話サービスで、教材のわかりやすさ・信頼性には定評があります。年齢や目的に応じて無理なく学べる多彩なコースが揃っており、「何を学べばよいかわからない」という初心者のご家庭にも安心です。
■ シェーン英会話(対面教室) 約4%
「子ども英会話 ペアレッスン」
「英検対策コース」
ネイティブ講師による指導が中心で、自然な発音や会話力が身につくと人気の英会話スクール。魅力の一つは、ネイティブ講師による指導です。全ての講師が英語を母国語とし、CELTAやCertTESOLなどの国際的に認められた資格を持っています。
■ ペッピーキッズクラブ(対面教室) 約3%
「ライムコース」
「ピンクコース」
主に地方都市にも展開する子ども向け英会話教室で、日本人講師と外国人講師の組み合わせレッスンが特徴です。外国人講師は生きた英語を提供し、日本語講師は子どもに適切なサポートをする、とそれぞれ別の役割を持って英語をレッスンするため、効果的に英語を学ぶことができます。
■ ビースタジオ (対面教室)約3%
「Benesseこども英語教室」と「こども英会話のミネルヴァ」が事業統合してできた、Benesseが運営する英語教室です。
日本人講師または外国人講師のレッスンを、講師が自宅等で開校するホーム型、商業施設等で開校するプラザ型等の教室で受講することができます。Benesseの「こどもちゃれんじ」のしまじろうが登場するコースもあります。
重視されているのは「通いやすさ」と「講師の質」

英会話教室を選ぶ際、保護者がどんな点を重視しているかを尋ねたところ、もっとも多かったのは「通いやすさ(立地や時間)」で53.1%。これは、「子どもが続けられるかどうか」に直結する非常に現実的なポイントです。
次に多かったのは「講師の質(ネイティブ・日本人講師など)」で44.4%。「学ぶなら、きれいな発音や自然な表現を身につけてほしい」という願いが感じられます。
3位に入ったのは「子どもの興味を引く内容」(33.3%)。学びを「楽しい」と感じることは、子どもにとってのモチベーションの原動力。ゲーム感覚のレッスンや、自分の好きなテーマに沿った教材が使われているかなどがチェックポイントになっています。
また、「料金の安さ」(25.9%)や「カリキュラムの充実度」(23.5%)といった要素も注目されていますが、安さよりも続けやすさや子どもの反応を重視する傾向が読み取れます。
英会話教室の決め手は「体験授業」と「口コミ」

保護者が実際に選んだ決め手について聞いたところ、最も多かったのは「体験授業やイベントに参加して良かったから」(43.2%)でした。
英会話は、子どもとの相性が何よりも重要。体験授業を通じて、「先生とのやりとりが楽しそうだった」「レッスン後にまた行きたいと言っていた」といった、子どものリアクションが選ぶ決め手になったという声が多く見られました。
次に多かったのが、「口コミや評判が良かったから」。実際に通っている人の声は信頼度が高く、自分の子に合うかどうかを想像しやすくなります。
続いては「料金のバランス」。「通わせたいけど、月々の支払いが重荷にならないか」は現実的に大事なポイントです。金額だけでなくコスパが意識されていることが分かります。
英会話教室に8割以上が「満足」以上と回答

「非常に満足」「まあまあ満足」を合わせると全体の84%以上大多数の保護者が、通っている英会話教室に対して好意的な評価をしていることが分かります。
「先生が優しい」「子どもが毎週楽しみにしている」「英語への抵抗感がなくなった」など、子どもの反応や成長に満足感を感じているケースが多いと考えられます。
一方で少数ながら、「普通」といった可もなく不可もなくという声や、「やや不満」「非常に不満」といった声も存在します。このあたりは、講師との相性やレッスン内容、成長を感じられるかが影響していると考えられます。
講師の質に対する評価は非常に高い

多くの保護者や学習者が講師の質に関して高評価としていることが分かります。特に、子どものペースに合わせた指導や子どもの興味を引き出す工夫が評価されています。また、発音の良さや外国人講師のネイティブな指導も高く評価されています。
高評価のポイント
子供に合わせたスピード感を汲み取ってくれる。
小さい子供への教え方が上手い
多くの回答で「子どものレベルやペースに合わせて教えてくれる」「子どもが楽しめるような工夫をしてくれる」という評価が見られます。これにより、学習が楽しく、無理なく進んでいるという実感が得られていることが分かります。
ネイティブな先生ばかり、外国人講師がたくさんいるため常に英語の環境の時間ができるのでとてもいい
ネイティブの先生と英語話者の日本人の先生がいるのでコミュニケーションエラーが発生しにくく、先生もフレンドリーなところが良い
特に、ネイティブ講師による指導が評価されています。発音が良く、英語環境に近い授業を受けられる点がプラス評価されています。
TESOLを取得した講師が揃っているので、講師の質は高い。子どもに対する指導が丁寧で安心感がある。
児童心理学を学び、幼児教育に精通しているため、子どもたちが楽しく効果的に学べていると思ったから。
講師が豊富な指導経験を持ち、特に幼児教育や子ども心理学の知識を有している点が評価されています。これにより、子ども一人ひとりに合ったサポートがされていると感じられているようです。
気になる点
講師が固定ではなく、選ぶ時間によって様々なので教え方も微妙に違った
講師が頻繁に交代することによって、慣れるまで時間がかかるという意見も見られました。子どもにとっては、新しい講師との関係を築くのが大変であり、学習の安定性に欠ける場合があることが伺えます。
先生の質にムラがあると思う
「講師の質にムラがある」といった意見もあります。指導内容や授業の進行に一貫性が欠ける場合があるようです。
教材はわかりやすく楽しく作られていることが評価

教材のわかりやすさについては、全体的に高評価が集まりました。特に、子ども向けの教材の設計や工夫が評価されています。イラストや色使い、簡潔な説明が目立ち、子どもが楽しみながら学べる点が多くの回答者から好評を得ています。
高評価のポイント
教材もイラストやカラーリングを細かくされていて子供が学びやすいから
イラストを入れつつわかりやすい内容で簡潔にまとめてあった
「イラストが多く、カラーリングも豊富」「写真や絵が多いのでわかりやすい」といった意見が多数見られました。子どもが視覚的に理解しやすく、教材に興味を持ちやすい工夫がされていると考えられます。
重要なところをピックアップしてくれているのでわかりやすい。
実践的な英語が身につくように配慮された教材で、わかりやすい。
「簡易的にまとめてあり良い」「内容がシンプルで理解しやすい」など、教材が過度に複雑ではなく、初心者にも入りやすいという点が評価されています。特に、小学生以下の子どもには、シンプルで直感的な教材が効果的であると感じられています。
子どもの年齢と英語レベルに応じて細かく分類されており、個々の学習ニーズに適した内容となっていて良かったから。
学研が提供している教材なので、日本人向けでわかりやすいから。
「子どもが理解しやすく作られている」「レベルにあっている」など、子ども一人一人の興味や理解度に合わせた工夫がされていると感じられています。
気になる点
子供があまり理解できてないかな
慣れれば良いけれど、初心者にはなかなか難しい。
「学年に対して少し内容が難しい」と感じる回答もあり、教材の内容が子どもの学年に合っていない場合もあります。特に、初心者にとっては難しすぎることがあるため、難易度の調整が求められる場合もあるかもしれません。
また、「遊び要素が多い」といったコメントもあります。遊びを取り入れることは効果的ですが、学習内容が浅く感じられる場合もあるため、バランスを取る必要があるでしょう。
子ども個々のペースや興味を引きつける工夫が高く評価

授業の進め方については、ほぼ高評価が多いですが、一部で改善が望まれる意見も見受けられます。全体的に、子どもに合わせた進行が評価されており、授業が楽しさと学びを両立させている点が強調されています。
高評価のポイント
子どもがついていけないことがないように進めてくれる
個々の学習能力のスピードに合わせた形で話していける
「子どものペースに合わせて進めてくれる」「個人に合った進捗具合」といった意見が多く見られました。子どもそれぞれの理解度や学習速度に応じた進行が、学びやすさを提供しており、モチベーション維持にもつながっています。
英語に触れることや、ゲーム形式など楽しそうだから。
UNOやおもちゃや遊びをふんだんに取り入れている
「ゲーム形式で楽しく学べる」「授業に楽しさがある」「遊びを取り入れている」など、授業が楽しさを重視し、学びながら積極的に参加できる環境を作っていることが評価されています。特に、初めての英語学習や小さな子どもにとって、楽しいアプローチが効果的であると感じられています。
少人数制クラスまたはマンツーマンレッスンを選択できて、個別対応してくれる
マンツーマンなので、先生やカウンセラーの方と相談しながら進めています
「マンツーマンで進めてくれる」「少人数制クラスで個別対応」など、個別対応が可能な授業形式が特に高く評価されています。これにより、子どもたちが自分のペースで学べる環境が整っており、理解度に合わせて進行することが可能になっています。
気になる点
集団授業ゆえの進行の難しさがある
子供の人数によっては英語を話す時間が減ってしまいもっと工夫してほしいなとも思う
「集団授業では英語を話す時間が減る」「進行の難しさがある」など、集団授業においては個々の子どもに十分な時間を確保することが難しいという意見もありました。
学年に合わせて進むため、物足りない子もいたかも
「1年生と2年生が同じ内容を学ぶ」「学年に対して物足りない部分がある」といった意見もあり、授業の進行スピードに対する個人差が指摘されています。特に、子どものレベルに合わせた内容の調整が求められることがわかります。
個別対応や柔軟なレベル調整が高く評価

カリキュラムの質に関しては、おおむね高評価とされています。とくに保護者には個別対応や柔軟なレベル調整が高く評価されているようです。
一方で、レベル差に対する対応が難しいといった意見も聞かれます。
高評価のポイント
習熟度に合わせてレベルを上げ下げしてくれる
レベルに合わせて細くコース分けがされている
「習熟度に合わせてレベルを上げ下げしてくれる」「レベルに合わせて進められる」といった意見があり、個々のペースに合わせた進行が評価されています。
スモールステップで定着しやすく、予習・復習教材が充実している
オリジナルのカリキュラムは質が高く、英語で必要な4技能をバランスよく学べる。
「充実したカリキュラム」「予習・復習教材が充実している」といった点も評価されています。特に、子どもが楽しみながら学べる要素(ゲームや音楽、歌など)と、英語力のバランスの良い向上が意識されたカリキュラムが好評です。
留学の為の日常会話をメインにしている為、しっかりと教師と会話をしながら進めていける
音声中心の学習法と日常生活での英語活用を重視しており、幼少期からの自然な英語力の習得ができると感じた
「日常会話をメインにしている」「会話をしながら進めていける」という点が評価されています。特に、実生活に即した英会話を学べる点が、多くの親や子どもにとって満足できる内容となっています。
気になる点
途中から入会したのでゼロスタートの子にはレベルが高い
生徒間の英会話力の差に対応できていなかった。
「生徒間の英会話力の差に対応できていない」「レベル感に差がある」といった意見があり、同じクラス内でのレベル差に対する対応が課題として挙げられています。特に、ゼロスタートの子どもにとっては最初から難易度が高いと感じる場合もあるようです。
年齢のためか、楽しむことを重視しているようなのでそこまで系統立てられているとは感じない。
文法らしいことはやらないので、文法はよくわからないまま感覚に頼るところが大きい
「楽しむことを重視しすぎている」「体系立てた進行が感じられない」「感覚に頼る部分が多い」といった意見があり、系統立てたカリキュラムに対する不安も見られます。
料金の高さに対する満足度が分かれる

「コストパフォーマンス」に関しては、評価が分かれており、料金に対する満足度は一部では高く、一部ではやや不満という結果が出ています。料金が高いと感じる一方で、質の高い授業や教材に対する満足感も見られ、料金と学びの質に関するバランスに注目が集まっています。
高評価のポイント
講師の質やカリキュラムの内容を考えるとコストパフォーマンスは良い方だと思う。
先生の質がとてもいいと思ったのでコストパフォーマンスはかなり高いと思いました。
授業の質や教材の充実度を評価する声が多く、質に見合った料金だと感じる人が多いです。特に、マンツーマンレッスンや少人数制のクラスの場合、その分高いと感じつつも、密な対話ができる点を評価する意見も見られます。
倍以上する英会話教室も存在するので、割安感はあります。
オンラインなので、普通と比べると安い費用で学べたから。
他の教室やコースに比べてコストが抑えられているという評価があります。特に、オンライン学習の利点として、時間・場所に制限されずコストが比較的安いという点が評価されています。また、教室によっては「定額で受け放題」というサービスあり、コストに対する学びの幅が広がることを高く評価する意見も多いです。
気になる点
正直ちょっと高くて家計には厳しい
料金は高いですが、マンツーマンなのでしょうがない
身についているので満足ですが、少し安い方がありがたいです。
料金が高いと感じる意見も多く見受けられます。多くの人が「内容に見合った料金だが、高いとは感じる」と評価しており、料金と内容のバランスに対する意見が分かれています。
授業料に対して学習内容は薄い感じなので、コストパフォーマンスは低いと思います。
「料金に対して効果が実感しづらい」といった意見もあります。濃いレッスンを求める人にとっては、料金に見合った学習内容が提供されていないと感じることがあるようです。
そのほか、「年々値上がりしている」など、価格が上がることに対する不満もいくつか見受けられました。長期間通うことを考慮した場合、価格変動に敏感な家庭も多いようです。
楽しみながら学べる環境が整えられている

「子どもの楽しさ」や「モチベーション」については、非常に高い評価が多い一方で、一部にはモチベーションが下がる可能性や楽しさが感じられないという意見もあります。多くの家庭では、子どもが楽しく学べる環境が提供されていると感じており、モチベーション維持に対する取り組みが成功している様子が伺えます。
高評価のポイント
講師が楽しいからと、毎日楽しんでいます
講師の教え方が上手なので、子どもが楽しく学べる。
多くの親が「楽しそうに通っている」と感じており、授業が楽しさを中心に工夫されている点を高く評価しています。例えば、ゲームやアクティビティを取り入れたり、絵文字や小道具を使って会話を盛り上げるなど、学びを遊びの延長として楽しむ工夫がされています。
先生が明るいしポジティブなのですごく子供のやる気やモチベーションにつながりたくさんほめてくれる
子どものやる気を出させてくれそうな雰囲気にしてくれる
講師の指導方法が子どものモチベーションを高め、学ぶ楽しさを引き出すと感じられています。また、「メダルやシール」「イベント(ハロウィンやクリスマス)」といった特典やイベントが、子どものやる気を引き出しており、学びながら達成感を味わえる仕組みが好評です。
気になる点
長く続けていくと、どうしてもモチベーションが下がってしまう。
他の生徒とは楽しく過ごしていたが、英会話の授業はつまらないと言っていた。
「長く続けていくとモチベーションが下がる」「嫌がることがある」といった意見も見受けられます。特に、長期的に続けていく中で、興味を保つことが難しい場合があり、これに対しての改善が求められることがあります。また、カリキュラムの工夫や授業内容の魅力が不足していると感じられる場合もあります。
オンライン学習や、駅近や徒歩圏内の立地が大きなメリット

通いやすさ(立地・時間)についての評価は、全体的に非常に高い評価が集まっています。とくに通いやすさを重視する家庭が多くみられます。
高評価のポイント
オンラインだから家からいつでも受講できる
自宅で学べるオンライン英会話はスクールに通う必要がないので良い
「オンラインなので、家からいつでも受講できる」という意見が多く、自宅で学べる点が非常に便利とされています。特に、天候や移動時間を気にせず学べることが大きなメリットです。
大型ショッピングモール内にあるので通いやすい
近所の幼稚園の園内でやっているので非常に通いやすい
「駅近」「徒歩圏内」「商業施設内」といった、アクセスの良さが強調されています。特に、ショッピングモール内や駅からすぐといった便利な立地に教室がある場合、親の送迎や買い物との組み合わせで便利さが増します。
そのほか、「自宅から近い」「子どもが一人で通える距離」という意見が多く、徒歩や自転車で通える距離が便利だとされています。
気になる点
最初に通っていた教室の先生がやめるとのことで遠くの教室に移動したのでちょっと送迎が大変だった
全国に51校の教室を展開しているが、他の大手英会話スクールと比較すると教室数は少ない
一部で「家から遠い」といった遠距離に関する悩みも見受けられます。特に、子どもが一人で通う場合や、親が送迎を担当する場合、移動時間が長くなると負担に感じることがあります。
サポート体制は親身で丁寧な対応が評価

サポート体制(質問対応・フィードバック)についての評価は、全体的に良いという意見が多く、特に親身な対応や迅速なサポートが評価されています。
高評価のポイント
分からないところはすぐに回答してくれるのがいい
子どもの英語に対しての不安を解消をしてくれるようなサポート体制が整っている
「質問にも的確に答えてくれる」「分からないところはすぐに回答してくれる」など、質問対応のスピードと丁寧さに満足している声が多いです。特に、分からないことがあればすぐに教えてくれるという点が評価されています。
学習後のフィードバックは毎回されている
子供のカリキュラムの進捗や理解度をまとめたレポートがあり、学習状況を明確に把握できるようにしていて安心感はある
「フィードバックを毎回してくれる」「学習後のフィードバックが毎回されている」と、定期的なフィードバックがあることが好評です。子どもの学習進捗や理解度を把握できるレポートを提供しているところも評価されています。
ラインやチャットで、24時間対応。
講師の他にカウンセラーがいて、相談しやすいシステムになっている。
「オンラインでもサポートしてくれる」「カウンセラーがサポートしてくれる」といった、相談しやすい環境が整っている点が高評価です。「講師と直接話す機会がないが、カウンセラーがしっかりサポートしてくれる」など、親身で頼りやすいサポート体制が好まれています。困ったときに頼れる存在がいることが大きな安心材料となっています。
気になる点
サポートを受けたことがありません。
授業時に質問できるので特に困っていません。
「特に質問はしなかったのでわからない」「あまりサポートを利用したことがない」といった、サポートの利用頻度が少ない家庭の意見もあります。
オンラインのデメリットですが、相談できる場はかなり少ない
先生は忙しそうで質問は気軽にできる環境ではない。
「相談できる場が少ない」「サポート体制が不足している」など、サポートの限界を感じる家庭も一部あります。
子どもの英語力を自然に向上させることができる点が特に評価
「現在、または過去1年以内に通っていた経験のある英会話教室の良い点を教えてください。(自由記述)」 との質問に対し、以下のような意見が集まりました。
フレンドリーで明るく、子供の面倒見も良い講師の方ばかり
子供のレベルや性格も見ながら、講師の方が自然なコミュニケーションをとってくれる
フレンドリーで親しみやすい講師が多く、子どもがリラックスして学べる環境が整っている点が高評価を得ています。また、先生が子どものペースに合わせた指導を行い、個々のニーズに対応してくれる点も多くあげられました。
歌やゲームを取り入れたレッスンで、子どもが飽きずに英語に親しめる。
ハロウィンやクリスマスなどのイベントを通じて、異文化にも触れられる。
「楽しく学べる」「ゲームや歌を取り入れて楽しく英語を学べる」「子どもに合った指導方法で効果的に学べる」といった声が多くみられました。異文化交流ができるイベント(ハロウィンやクリスマスなど)があり、英語を学ぶだけでなく、異文化に触れる機会も、モチベーションを保つポイントとなっています。
日常会話も英語でしているため、子どもが抵抗なく英語に親しめている。
1年に一度スピーチコンテストがあり、学習成果を発揮できる所が良い
英語を話す機会が多いことで、子どもたちが自然に英語を使い、コミュニケーション能力を高めることができる点が評価されています。スピーチコンテストなどを通して、学んだ英語を発表し、自信をつけることができる場が提供されているところもポイントです。
そのほか、通いやすさ、ていねいなサポート体制、コストパフォーマンスなどの観点からも意見が寄せられました。
費用面への不満が多くみられる
「現在、または過去1年以内に通っていた経験のある英会話教室の改善してほしい点や不満を教えてください。(自由記述)」 との質問に対し、以下のような意見が集まりました。
一回の時間が短くコストパフォーマンスが悪い
お値段が高いのは仕方ない
出来ればもう少しだけでも安くして欲しい
多くの家庭が「高い」と感じており、価格に対する価値を重視する傾向が強いです。通いたい気持ちはあっても、月謝や教材費が家計の負担になるケースもあります。
講師が全員フィリピンの方なので、たまに訛りが気になるときがあります。
教室によって先生の質が異なると感じた。
少しだけでも教師が日本語対応できるようになってほしい
講師のスキルや教え方のバラつきなどが不満の原因になっているようです。特に初級レベルの子どもには「発音のクセ」や「安心感のある対応」が求められるため、講師の質は非常に重要です。
もっと授業の時間をフレキシブルに選べるようになると嬉しい
体調不良で休んだときに、振替レッスンができない。
夏休み1ヶ月はホリデー休暇でレッスンが一度もないところと振替レッスンができないところ。
「子どもが体調を崩すのは当たり前」という前提のもと、柔軟な振替制度を求める声が目立ちます。現代の共働き家庭ではスケジュール調整が難しいため、柔軟さは継続に直結する要素です。
そのほかの意見としては、「楽しいけれど力がついている実感がない」「会話ができるようにならない」といった授業内容に対する課題や、教室の立地、施設面の不満があげられました。
英会話の効果は「日常の小さな変化」として現れる

英語を学んでの変化については、簡単な英語のフレーズや単語を自分から話すようになった(53.1%)が一番多い結果となりました。
学んだことを口に出すという行動変化は、保護者にとって非常に分かりやすく、成長の実感にもつながります。遊びや日常の中で自然と英語が出てくるようになったという声が多く聞かれます。
次に挙げられたのは、英語に対して以前より抵抗を感じなくなった(48.1%)です。英語に対する苦手意識がなくなることは、将来的な学びへの土台づくりに直結します。小さな成功体験を重ねることで、子どもの前向きな気持ちが育っている様子がうかがえます。
続いて、英語の歌やアニメ、絵本に興味を持つようになった(24.7%)、があげられ、
「好きなものを通して自然に英語に触れる」ことが、モチベーションを保つカギになっていることがわかります。
また、少数派ではありますが、実践的なコミュニケーション力が育っているケースも。発音や自信の向上は、見えにくい変化ですが、継続的な学びの成果として表れています。割合はやや低いものの、長く続けることで少しずつ育っていく力です。
英語教育への期待や願い
「英会話学習に期待することは何ですか?」との質問には、保護者の皆さんの英語教育への期待や願いがとても具体的に、そして温かく表れています。
将来の選択肢を広げたい(キャリア・進学・グローバル視野)
将来、仕事を選ぶにあたって選択肢が増えることに期待します。
将来外国でも暮らしていけるようになってほしいです。
海外留学を検討している
グローバルな人材になって欲しい
英語を通じて「将来の可能性が広がること」に期待する声が多数みられました。進学・就職・留学・移住などの選択肢を持たせたいという意図が読み取れます。特に早いうちから英語=自然な道具として慣れさせたいという思いが強く感じられます。
英語でのコミュニケーション能力を育てたい
英語を使えるようになってほしい
実際の会話で使えるコミュニケーション能力を身につけること
外国人とも物怖じなく話せる事
多くの保護者が「単語を覚える」「文法を理解する」だけでなく、伝えたい気持ちを英語で表現できる力に重きを置いています。発音やスピーキング、リスニングといった実用的な会話力への期待が高い傾向にあります
異文化理解や海外への関心を育てたい
世界は広い、いろんな常識があることを学んでほしい
異文化や海外の習慣に興味を持つきっかけに
広く海外に視野を向けて、自分の興味を探求できるように
英語を通して世界を知るきっかけを作りたいという声も多く見られます。単なる言語スキルだけではなく、国際的な感覚・価値観を持つ人に育ってほしいという保護者の願いが伝わってきます。
そのほか
- 英語力そのもの(語彙・文法・発音・リスニング)の向上
- 子ども自身の成長(自信・積極性・楽しさ)に期待
- 英語への苦手意識をなくしてほしい
といった内容の意見が多くみられました。
英語教育を通して期待すること
「英会話教育を受けることで、お子さまにどんな変化を期待していますか?」との質問に対しては、さまざまな意見が寄せられました。
多くの保護者の方が「英語力の向上」だけでなく、お子さまの自信や積極性の育成、異文化への理解や広い視野の獲得といった、英会話学習を通じた“内面的な成長”を強く期待していることがわかりました。
英語を通して自信をつけてほしい
外国人を前にしても自信をもって話せるようになってほしい。
積極的に色々な人と話すことが出来るようになって欲しい
自分に自信を持ってほしい
最も多く言及されたキーワードとして「自信」があげられました。「英語が話せた!」という小さな成功体験を重ねることで、子どもに自信をつけてほしいという声が多く見られました。英語をきっかけに、自ら行動できるようになったり、苦手意識を克服したりする姿を期待する保護者が目立ちます。英会話教育が「自己肯定感の育成」につながると考えている方が多いことがわかります。
英語力に関する期待
学校の英語の授業や将来の留学・仕事で役立つ基礎を作ってほしい。
日常的に英語に親しみ、学校に進学した際に恥ずかしがらずに英語を通してコミュニケーションを取れるようになってほしい。
英語学習を通じて、学校の授業にスムーズに対応できたり、留学や就職といった将来の可能性を広げたりしてほしいという期待も多く見られました。「英語力=人生の選択肢の幅を広げる力」として考えられていることがうかがえます。
視野・文化理解の広がり
海外に興味を持ったり視野が広がる事を期待しています。
外国の文化や考え方にも自然と興味を持ち、コミュニケーションを楽しめるようになってくれたら嬉しいです。
国籍関係なく様々な国の人と物おじせずにコミュニケーションがとれる子になってほしい
英会話を学ぶことで、「海外」や「多様な文化」への関心を持ち、柔軟な考え方やグローバルな視野を育ててほしいという思いが寄せられました。将来、国境を越えて活躍できるような力を育む土台として、英語を位置づける家庭も多く、語学以上の価値が英会話学習に期待されています。
将来への期待
キャリアの選択肢が増えて欲しい
高校進学のタイミングで海外に行きたいと、英語に対して前向きな形で考えてくれたら嬉しい。
将来、海外にでたときに話せるようになってほしい
英語学習を通じて、学校の授業にスムーズに対応できたり、留学や就職といった将来の可能性を広げたりしてほしいという期待も多く見られました。「英語力=人生の選択肢の幅を広げる力」として考えられていることがうかがえます。
このように、英語力そのものだけでなく、「自信」「積極性」「異文化理解」「将来の選択肢の広がり」といった、人生全体を見据えた成長を期待している方が非常に多いです。
英会話スクールとオンライン英会話の違いを比較
それぞれの家庭環境や子どもの性格に合ったスタイルを選ぶために、教室型とオンライン型の違いを整理してみましょう。
どんな家庭が向いている?
英会話スクールが向いている家庭
- 対面での安心感を重視したい
- 集団の中で学ぶ刺激を子どもに与えたい
- 送り迎えの手間が気にならない
オンライン英会話が向いている家庭
- 忙しくて送迎が難しい
- できるだけコストを抑えて始めたい
- 子どもがマンツーマンでじっくり学ぶ方が合っている
どちらを選ぶか迷ったら?
家庭のライフスタイルや子どもの性格、学びの目的によって、最適な学習スタイルは異なります。
「英会話スクールに通わせるか?オンライン英会話にするか?」と迷ったときには、次のようなポイントをチェックしてみましょう。
子ども向けカリキュラムがあるか?
幼児や小学生にとって英語は「楽しく触れる」ことが最初のステップ。アルファベットや簡単な会話、歌やゲームなどを通して、自然と英語に親しめるカリキュラムが用意されているかがカギです。
また、「英検ジュニア」や「児童英検」など、年齢に応じた検定対策ができるかどうかもチェックポイントです。将来的にステップアップを見据えるなら、対応コースがあると安心です。
【英検ジュニア対策ができた!】
小5の息子が英語が好きで「英検ジュニアを受けてみたい」と言い出したのをきっかけに、英会話スクールで英検対策対応のコースを探しました。はじめは「試験」という言葉に少し身構えていましたが、普段のレッスンの中にリスニングや単語練習が組み込まれていて、気づけば自然と試験形式に慣れていたみたいです。
いざ本番、本人は「思ってたより簡単だった!」と自信満々。スコアも予想以上によくて、本人の中でかなり自信になったようです。
英検ジュニアはただの暗記ではなく「理解して聞き取る力」が問われるので、ネイティブの発音で練習できる対面の良さを改めて実感しました。(30代パパ)
継続しやすい料金プランか?
英語は“細く長く”続けることが成果につながる学習です。無理なく続けられる料金体系かどうかは非常に大切な要素です。
- 月謝の金額や支払い方法は柔軟か?
- 欠席時の振替制度はあるか?
- 兄弟割引など家族向けの特典はあるか?
なども確認しておくと、後悔のない選択につながります。
【兄弟で一緒に始められて、お財布にもやさしくて大助かり】
もともとお兄ちゃんだけ英会話を習っていたんですが、妹も「やりたい!」と言い出して…。でも、正直ふたり分の月謝はきつい…と悩んでいたところ、兄弟割引があるオンライン英会話を見つけました。
お兄ちゃんは会話中心、妹は歌やゲームを取り入れたカリキュラムで、「英語って楽しい!」という気持ちが自然に育っているようです。
コスパも良く、送迎も不要なので、忙しい我が家にはぴったりでした!(40代ママ)
日本語サポートは必要か?
英語初心者の子どもや、まだ自信がない子にとっては「わからない時にすぐ日本語で助けてもらえる安心感」は大きな支えになります。
オンラインでもスクールでも、講師やスタッフが日本語に対応しているかどうか、または保護者がフォローしやすい体制があるかを確認しましょう。
「個別対応」を重視するかどうか?
先述の調査では、「子どもがどれだけ丁寧に見てもらえるか」「レベルや性格に合わせて柔軟に対応してもらえるか」という個別対応が、英会話教室の満足度を大きく左右するポイントになっているようです。
英会話スクールでは、基本的に複数人でのグループレッスンが中心。そのため、どうしても「一人ひとりにじっくり寄り添う」というのが難しくなる場合もあります。
一方、オンライン英会話はマンツーマンレッスンが主流。子どもの理解度やペース、性格に合わせた対応が可能です。「ちょっと恥ずかしがり屋」「質問するのが苦手」といったお子さんでも、先生との関係が深まることで安心して学べるようになるケースも多いです。
「うちの子は集団より個別のほうが向いているかも?」と感じているなら、まずはオンライン英会話の無料体験を試してみるのがおすすめです。
まずは体験レッスンで「相性チェック」!
最近では、英会話スクール・オンライン英会話どちらでも無料体験レッスンを実施しているところがほとんどです。実際に子どもにレッスンを受けさせてみて、以下のような点を観察してみましょう:
- 子どもが楽しんでいたか?
- 講師との相性はよさそうか?
- レッスン後に「またやりたい」と言っていたか?
子どものリアルな反応を見てから決めることで、無理なく・楽しく英語学習をスタートできます。
子どもにとって“続けられる”が最優先
英語学習は、一朝一夕で成果が出るものではありません。どんなに良い英会話スクールでも、どんなに人気のオンライン英会話でも、「子どもが楽しいと思えるか」「日々の生活に無理なく組み込めるか」が成功のカギです。
英語を通して子どもの世界が広がり、自信を持って「話せる喜び」を感じられる未来のために、親としては一歩踏み出してあげたいところ。
お子さんと家庭のライフスタイルに合った方法で、ぜひ英語の世界への第一歩を踏み出してみてくださいね!
子どもの習い事の選び方(ガイド)は、こちらからご覧ください。
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