赤ちゃんに何着せる?肌着、ウエアはどう選ぶ?パパのためのお着替えガイド!

初めての育児、赤ちゃんのお世話は分からないことだらけ。その中でも「赤ちゃんって何を着せればいいの?」と迷うパパも多いのではないでしょうか?

短肌着、長肌着、コンビ肌着、ボディ肌着…って、肌着だけでもこんなに種類があるの?どう選んでどう着せればいいの~?!
肌着とウエアの違い、サイズの選び方、季節に合わせたコーディネート…赤ちゃんの服選びにはちょっとしたコツがあります。
この記事では、赤ちゃんの基本的な服の種類や着替えのタイミング、パパでも簡単にできる着せ方のポイントをわかりやすく解説します。これを読めば、毎日の「何を着せよう?」がスムーズになるはず!一緒に学んでいきましょう!
何着せる?赤ちゃんの服の種類を解説

赤ちゃんの服は種類が多く、初心者パパは「どれを選べばいいの?」と迷ってしまうかもしれません。でも、基本は肌着+ウエア(洋服)を着せればOK! 難しく考えなくても大丈夫です。肌着とウエアの種類は、赤ちゃんの成長や季節に合わせて選んでいきましょう。
肌着
赤ちゃんの肌着は大きく分けて下の4種類です。
短肌着

特徴:腰までの短めの丈で、前をスナップやひもで合わせることが多いです。汗を吸い取り、重ね着に便利です。
使用時期:0ヶ月から3ヶ月頃までのおむつ替えが多い時期に適しています。
長肌着

特徴:足先までカバーする長めの肌着で、短肌着の上に重ねて着用します。産後の入院中の赤ちゃんは、短肌着+長肌着で過ごすことが多いです。
使用時期:0ヶ月から使用可能で、短肌着と同じくおむつ替えが多いねんねの時期に向いています。
コンビ肌着

特徴:股が分かれており、スナップボタンで固定するようになっています。
使用時期:動いてもめくれ上がらないので、足の動きが活発になる時期に便利です。
ボディ肌着

特徴:股の下をスナップボタンで留める形で、お腹とおしりをすっぽり覆うことができます。
使用時期:寝返ったりハイハイしたりしてもお腹が出ないので、生後半年頃から活発に動き出した赤ちゃんに適しています。厚い真夏には1枚でウエアがわりにもなります。
ウエア(洋服)
赤ちゃんのウエア(洋服)は大きく分けて3種類です。
ツーウェイドレス

特徴:股下のボタンの留め方によって、スカートタイプにも、ズボンタイプにもできるウエアです。ねんねの時期はスカートタイプにしておくと、おむつ替えの時に便利です。
使用時期:新生児から生後半年頃まで
カバーオール

特徴:上下がつながっている、「つなぎ」型の洋服。全身を包んでくれます。
使用時期:新生児から
ロンパース

特徴:裾がないだるま型のウエア。足が出るので、ズボンやタイツと重ね着してもOKです。
使用時期:生後半年頃から

赤ちゃんの成長に合わせて、その時期に合った肌着+ウエアを着せればいいんだね!
アウター
赤ちゃんとお出かけする際、肌寒い時期は肌着+ウエアの上にもう一枚アウターを着せましょう。
ジャンプスーツ

特徴:上下が繋がった防寒着で、気温10度以下の寒い秋冬に適しています。体全体をすっぽり覆うため、地面に座る際も安心です。
使用時期:生後1か月から
カーディガン

特徴:ちょっと肌寒い時におすすめの羽織り物。頭からかぶる必要がないため着せやすいです。
使用時期:生後6か月ごろから
ポンチョ

特徴:体を包み込むマント型で、動きを邪魔しません。温かさをキープしながらも、動きやすいです。
使用時期:生後6か月頃から
ジャケット

特徴:防寒効果が高い袖ありのアウターで、冷え込む季節におすすめです。
使用時期:生後6か月頃から
ベスト

特徴:腕の動きを邪魔しない袖のない防寒着で、季節の変わり目に適しています。
使用時期:生後6か月頃から
小物&お出かけアイテム
スタイ

特徴:よだれかけ。赤ちゃんのよだれや吐き戻しを吸収するアイテム。
使用時期:生後0か月から
帽子

特徴:暑い時期には日よけや温度調節、寒い時期には防寒として活躍します。
使用時期:生後0か月から
靴下

特徴:寒い時期のお出かけの際の冷え防止に着用します。赤ちゃんは手足で体温調節をしているので、室内で履かせる必要はありません。
使用時期:新生児から
シューズ

特徴:赤ちゃんが歩けるようになったら、ファーストシューズを買ってあげましょう。ファーストシューズは、柔らかく、足に馴染む素材がおすすめです。
使用時期:生後10か月ごろから
上下別れた服はいつから?
Tシャツやズボンのような上下別れた服を着せるのは、「いつからOK」という明確なルールはありません。一般的には、はいはいやつかまり立ちなど赤ちゃんが活発に動き回るようになる生後8~11ヶ月頃が目安です。
上下別れた服を着せるメリットは、
- スナップボタンの付け外しがないのでおむつ替えが楽
- 上半身だけ、下半身だけが汚れた場合、その部分のみの着替えでOKなので時短になる
などがあります。
上下別れた服を着せる際は、できるだけ赤ちゃんの体にフィットした服を着せると赤ちゃんの動きの妨げになりませんよ。
サイズもチェック!
赤ちゃんはどんどん成長します。成長に合わせて、洋服もサイズアップしていきましょう。
月齢とサイズの目安
月齢とサイズの目安は以下の通りです。
サイズ | 参考月齢 | 身長 (cm) | 体重 (kg) |
---|---|---|---|
50 | 0〜3ヶ月 | 50〜60 | 3〜6 |
60 | 3〜6ヶ月 | 60〜70 | 6〜9 |
70 | 6〜12ヶ月 | 70〜80 | 9〜11 |
80 | 12〜24ヶ月 | 80〜90 | 11〜13 |
90 | 24〜36ヶ月 | 90〜100 | 13〜14 |
100 | 約3歳頃 | 95〜105 | 約16 |

一般的に、80サイズが一番長く着られると言われているわ。出産祝いにも80サイズが選ばれることが多いのよ。
着替えのタイミングは?
赤ちゃんは大人よりも頻繁に着替えが必要です。では、どんなときに着替えさせればいいのでしょうか?
沐浴の後
お風呂の後は体温も上がり汗をかきやすいです。保湿が終わり、体温が落ち着いたら新しい服に着替えます。
汗をかいたとき
赤ちゃんは思った以上に汗っかき。朝起きた後やお昼寝後、赤ちゃんの洋服が汗で湿っていることがよくあります。快適に過ごせるよう、その都度着替えさせましょう。
ミルクの吐き戻しやよだれ
個人差はありますが、特に低月齢の赤ちゃんは吐き戻しで襟元が汚れてしまうことが多いです。月齢が進んでくると、今度はよだれでびしょびしょになることも。気付いたら着替えさせてあげましょう。
おしっこ・うんち漏れ
特に低月齢の赤ちゃんは、ゆるゆるうんちが漏れてしまうことがよくあります。筆者も何度もうんち漏れの洋服を洗った経験があります。うんちがついてすぐなら汚れも落ちやすいので、慌てずに対応しましょう。
食べこぼし

離乳食が始まると、スタイをしていても洋服が食べ物だらけになることも。汚れが定着しないうちに、着替えさせて汚れた服は洗いましょう。
肌着・ウエアの着せ方
赤ちゃんの着替えの手順を解説します。
①服を準備する

肌着+ウエアを重ねてセットします。
②赤ちゃんを寝かせる

赤ちゃんをセットした洋服の上に仰向けに寝かせます。
③袖を通す

袖口から手を入れて赤ちゃんの腕を迎えるようにし、肌着を引っ張るイメージで袖口から手を出します。腕を無理に強く引っ張らないことが大切です。
④肌着の紐やボタンを留める

肌着の内側紐やスナップボタンを結び、外側も同様に留めます。締めすぎないよう注意します。
⑤洋服のボタンを留める

洋服のボタンを留めて完成です!

ちゃんと着せることができたよ!それにしても我が子は何を着てもカワイイなぁ~。

もう、パパったら。でも、お着換えも大切な親子の触れ合いの時間よね。赤ちゃんも嬉しそうだわ。
赤ちゃんに何着せる?まとめ
最初は「こんなに種類があるの?」と驚くかもしれませんが、基本のポイントさえ押さえれば大丈夫です。
✅ 赤ちゃんの服は「肌着+ウエア」が基本
✅ 成長や季節に合わせた服を選ぶ
✅ 汗・ミルクの吐き戻し・おむつ漏れなど、汚れたらすぐ着替え
✅ 上下分かれた服は、動きが活発になる8ヶ月頃からが目安
✅ お着替えも親子の大切なコミュニケーション
赤ちゃんの成長に合わせて、その時期に合った肌着+ウエアを選んでいきましょう。お着替えの時間も、親子のスキンシップのチャンス。パパも自信をもって、赤ちゃんのお着替えに挑戦してくださいね!