赤ちゃんのおむつ替えをマスターしよう!初心者パパのために丁寧に解説

初めての赤ちゃんのお世話で、意外とハードルが高く感じるのがおむつ替え。特にパパにとっては、手順やコツがわからず戸惑うことも多いですよね。

今まで、おむつ替えなんてしたことないよ~。
うんちのときなんて、どうしたらいいのー?!
こんな風に不安をもつパパも多いはず。
でも安心してください!おむつ替えはコツさえつかめば簡単。この記事では、準備からおむつの替え方、片付けまでをパパ向けにわかりやすく解説します。
これを読めば、いつでも自信を持って赤ちゃんのおむつ替えができるようになりますよ!一緒におむつ替えをマスターして、大切な赤ちゃんの清潔を保ちましょうね!
おむつ替えの基本と準備
おむつ替えをスムーズに行うためには、事前の準備が大切です。ここでは、必要なアイテムとおむつ替えのサインを分かりやすく解説します。
まずは準備!必要なアイテム一覧
おむつ替えに必要なアイテムは以下の通りです。

- 新しいおむつ
- おしりふき
- おむつ替えシート(必要に応じて)
これらを手の届く範囲に用意しましょう。おむつ替えシートは、床やベッドを汚さないために赤ちゃんのお尻の下に敷くシートで、あると便利です。
おむつ替えのサインをチェック!
新生児は1日に10~15回ほどおむつ替えが必要で、成長と共に徐々に減っていきます。おむつ替えのサインは以下の3つ。以下のサインが見られたら、おむつ替えをしましょう。
おむつのラインの色変化


おっ!これは見たことがあるぞ。色が変わったら交換のサインだよね。

さすがパパ!黄色から青に変わったら交換するのよ。
赤ちゃんがおしっこをすると、写真のように紙おむつ中央の黄色いラインが青色に変化します。色が変わったら交換のサインです。
赤ちゃんの不機嫌
赤ちゃんが不機嫌になるのもサインの一つです。おしりが濡れて気持ち悪いのかもしれません。お腹がいっぱいで十分に睡眠もとれているのに機嫌が悪い場合は、一度おむつを確認しましょう。
臭い
赤ちゃんがうんちをした場合、臭いで気づくことが多いです。特に離乳食が始まる前のうんちはそれほど強い臭いではありませんが、注意していればすぐに分かります。怪しいと思ったら、おしりの臭いを確認したり、おむつの中を覗いてみましょう。
テープタイプとパンツタイプ
赤ちゃんのおむつは、テープタイプとパンツタイプがあります。

- テープタイプ:新生児から寝返り前までの期間におすすめです
- パンツタイプ:寝返りをし始め、赤ちゃんの動きが活発になってからが適しています
また、おむつのサイズは赤ちゃんの成長に合わせて選びましょう。目安は以下の通りです。
サイズ | 目安となる体重 |
---|---|
新生児 | 生後1〜2か月、3〜5kg |
S | 4〜8kg |
M | 6〜12kg |
L | 12〜22kg |
ビッグ | 22kg以上 |
XL | 36ヶ月以上 |
赤ちゃんの成長に合わせて、サイズアップを忘れずに!
おむつの替え方をマスターしよう!【テープ編】
では、実際におむつ替えを行っていきましょう!テープタイプのおむつの替え方を順を追って解説します。
①準備
新しいおむつとおしりふきを用意し、赤ちゃんを仰向けに寝かせます。

おむつ替えシートを敷くと、床が汚れませんよ。
②おむつを準備する
新しいおむつを広げ、赤ちゃんのお尻の下に敷きます。

③汚れたおむつを外し、おしりを拭く
汚れたおむつを外し、おしりをおしり拭きで拭きます。汚れの少ない個所から拭き始め、太ももや足の付け根のしわなど、細かい部分も優しく丁寧に拭きましょう。
女の子はおまたの割れ目の間、男の子は睾丸の裏側やしわに汚れが溜まりがちです。汚れている場合は、指におしりふきを巻き付けて、優しく拭いてあげましょう。また、女の子は必ず前から後ろ(肛門)に向かって拭きましょう。
おむつかぶれを防ぐには?
もしうんちがおしりにこびりついてしまっていたら、おしりふきで無理にゴシゴシせずに、お風呂場で洗い流すのも一つの手です。
また、おしりやおまたをきれいにしたら、できるだけ乾いてから新しいおむつをあてましょう。水分が残っているようなら、乾いたガーゼ等で拭きとってあげてもよいです。
⑤新しいおむつを当てる
前の部分を赤ちゃんの股上深くまで引き上げて、両脇のテープを左右対称になるようにとめます。テープがきつくなり過ぎないように注意しましょう。

⑥整える
足の付け根のギャザーが外側に出ているかチェック!写真のようになっていればOKです。

おむつの替え方をマスターしよう!【パンツ編】
次は、パンツタイプのおむつの替え方を順を追って解説します。
①準備
新しいおむつとおしりふきを用意し、赤ちゃんを仰向けに寝かせます。

赤ちゃんがたっちができる場合は、つかまり立ちができる場所で行います。
どちらの場合も、赤ちゃんの下におむつ替えシートを敷くと、床が汚れませんよ。
②汚れたおむつを外し、おしりを拭く
そのままおむつを下におろして脱がせるか、両サイドの継ぎ目の部分を破って外しましょう。
おしりの拭き方は、テープタイプと同じです。汚れの少ない個所から拭き始め、太ももや足の付け根のしわなど、細かい部分も優しく丁寧に拭きましょう。
女の子はおまたの割れ目の間、男の子は睾丸の裏側やしわに汚れが溜まりがちです。汚れている場合は、指におしりふきを巻き付けて、優しく拭いてあげましょう。また、女の子は必ず前から後ろ(肛門)に向かって拭きましょう。
③新しいおむつをはかせる
おむつの足部分から、片方ずつ赤ちゃんの足を通します。

両足を通せたら、ウエスト部分をおへその上までしっかりと引き上げましょう。

④整える
足の付け根のギャザーが外側に出ているかチェック!


やった!僕できたよ!赤ちゃんもニコニコだ!

パパ、ありがとう♪でも、使用済みのおむつを床に置きっぱなしはダメよ!きちんと捨てるまでよろしくね♡
おむつの捨て方と後片付け
おむつ替えが終わったら、正しくおむつを捨てましょう。
おむつを丸める
汚れた面を内側にして、手前からクルクルと丸めます。
テープタイプは、両サイドからテープでとめます。

パンツタイプの場合は背中側のテープを引っ張り出し、おむつに巻き付けてとめます。

うんちの場合
固形のうんちの場合は、トイレに流してから、おむつを捨てます。
ゆるいうんちの場合は、汚れた部分を内側にして丸めます。
臭い対策
臭い対策として、ビニール袋や新聞紙に包んでから捨てる方法と、消臭機能付きのおむつ専用ごみ箱を用意してそれに捨てる方法があります。

外出先でのおむつ替え
赤ちゃんと一緒に外出する際に、おむつ替えが必要になることも!慌てないように、外出先でのおむつ替えも予習しておきましょう。お出かけ前ににおむつ替えができる場所を確認しておくと安心です。
公共の授乳室・おむつ替えスペースの活用
デパートやショッピングモールの授乳室には、このようなおむつ交換台が設置されていることが多いです。

授乳室がない場合も、多目的トイレや通常のトイレの中に、このようなおむつ交換台があります。

赤ちゃんのおむつ交換の際は、これらの台についているベルトをしっかりとつけ、おむつ交換をします。
落下防止のベルトではないので、おむつ替え中は目を離さないことが大切です。
お出かけ用おむつ替えセットの中身
筆者が外出する際は、マザーズバッグの中に以下の物を入れておきます。
- おむつ4~5枚(万が一のことを考え多めに!)
- おしりふき
- 着替えセット
- 使用済みおむつを入れる袋2~3枚(消臭機能付きがおすすめ)
- 除菌シート
- おむつ替えシート(ペットシーツも可)
おむつ用ごみ箱がある場所なら良いですが、ない場合は、袋に入れて持ち帰ってから自宅で捨てるのがマナーです。備えあれば患いなし!万が一の時に慌てないように、しっかり準備していきましょう!
まとめ
赤ちゃんのおむつ替えは、最初は戸惑うかもしれませんが、基本の流れを覚えればスムーズに行えるようになります。ポイントは以下の4つです!
- 準備が大切:おむつ・おしりふき・おむつ替えシートを手の届く場所に。
- サインを見逃さない:おむつのラインの色変化、不機嫌、臭いがチェックポイント。
- 正しい替え方:汚れをしっかり拭き取り、新しいおむつを正しく装着。
- 後片付けまでしっかり:おむつを丸め、臭い対策も忘れずに。
パパもおむつ替えをマスターすれば、赤ちゃんとの時間がもっと楽しくなります!おむつ替えの時間は、赤ちゃんとのかけがえのないふれあいの時間でもあります。「きれいになって気持ちいいね~。」等と声をかけながら、リラックスして行えるといいですね。初めは緊張するかもしれませんが、何度か繰り返すうちに必ず慣れてくるので、自信を持って挑戦してください!