ねんねマニュアル

パパと子どもの歯磨き習慣│仕上げ磨きのやり方・嫌がるときの対策を保育士ママが解説

cw_taka

寝かしつけ、お風呂、ご飯など、子育てに関するお悩みは数多くありますが、今回は「歯磨き」についてのお悩みを解決していきたいと思います。

パパ
パパ

仕上げ磨きを泣いて嫌がって、なかなかさせてくれないなぁ…
しっかり歯磨きしたいんだけど、何か楽しくなるような方法はないかな?

大切なお子さんの歯を考えてしっかり磨きたいけど、嫌がって泣かれてしまう。
でも虫歯にならないよう押さえつけてまでやった方がいいのか…と負担に感じる方は多くいらっしゃいます。

この記事では、保育士であり2児のママである筆者が、お子さんが歯磨きを嫌がる原因と対処法をご紹介していきます。きっとパパとの歯磨きタイムを楽しみにしてくれるようになりますよ。

この記事を読むと分かること
  • 歯磨きを嫌がる理由と対策方法
  • 乳歯の仕上げ磨きの重要性
  • 痛くない正しい仕上げ歯磨きの仕方
  • 定期的な歯科健診の大切さ
  • 保育士おすすめの楽しい歯磨きアイデア

心地よい歯磨きタイムは、その後のスムーズな寝かしつけにも繋がります。
寝かしつけ全般の進め方についてはこちらでまとめていますので、あわせてご覧ください。

あわせて読みたい
【保育士監修】パパに1番やって欲しい|子どもの寝かしつけ方法を完全解説
【保育士監修】パパに1番やって欲しい|子どもの寝かしつけ方法を完全解説
Contents
  1. 仕上げ磨きの重要性
  2. 子どもが仕上げ歯磨きを嫌がるのはなぜ?
  3. 子どもが嫌がらない正しい仕上げ磨きの方法
  4. 【年齢別】成長に合わせて歯磨きを習慣化
  5. スムーズな仕上げ磨きのために
  6. 保育士ママおすすめ!楽しい歯磨きタイムにする実践テクニック
  7. パパとママ協力して楽しい歯磨き
  8. 定期的な歯科健診とフッ素塗布を
  9. 親子で楽しい歯磨き時間を…

仕上げ磨きの重要性

虫歯予防・永久歯や歯並びの異常を防ぐため

この理由は皆さんお分かりかと思います。大人も一緒ですね!

乳歯の虫歯予防は、将来のお子さんの健康に直結しています。
乳歯は永久歯より未熟で虫歯になりやすく、エナメル質(歯の表面のかたい部分)が薄い為、進行も永久歯より早まってしまいます。そのため、より丁寧な乳歯ケアが必要とされています。

乳歯が虫歯になることで口内環境が悪化してしまうと、主に次のような悪影響を及ぼします。

  • 歯並びが悪くなる(乳歯は永久歯の位置をガイドする役割があるため)
  • 歯の変色や奇形
  • 虫歯になりやすくなる
  • 発音障害を引き起こす可能性も
  • 表情の豊かさや顔つきにも影響(あごの成長にも関係しているため)

どうせ乳歯は抜けるし」と決して思わず、乳歯のうちから大切に磨く習慣を付けてあげましょう。

仕上げ磨きはいつから?いつまで?

仕上げ磨きは、生後半年ごろに歯が生えてきてから始めます。
月齢や年齢に合った仕上げ磨きを行い、小学校4年生(10歳)ごろまでを目安に仕上げ磨きをしましょう。

10歳ごろになると、歯ブラシの使い方や力加減が上手になり、歯磨きも習慣化しています。しかし、完全に子ども任せにするのではなく、しっかり磨けているかを確認し、お子さんに応じて仕上げ磨き終了時期を親子で決めましょう。

子どもが仕上げ歯磨きを嫌がるのはなぜ?

刺激を感じやすく痛いから

お口の中はお子さんにとって、特に敏感な場所です。
パパもお子さんのために…と泣いているお子さんについつい力を入れて歯磨きをしてしまうこともあるのではないでしょうか。
よく注意してほしい箇所は上唇のひだです。歯ブラシが当たると痛みを感じて泣くケースが多いです。

長い時間口を開けるのが嫌だから

仕上げ磨きで仰向けに横たわり口を開ける時間は、痛くなる恐怖心により子どもにとっては長く感じてしまいます。
唾液が喉に溜まって吐き出したい不快感もあり、長く続かないことが一般的です。

遊びを中断されるのが嫌だから

遊びたいまっさかりのお子さんは、単純に楽しくない歯磨きをすることで、やりたい遊びを中断されるのが嫌で、泣いて怒る場合も多いです。

押さえつけられるから怖い

お子さんが嫌で泣くと、パパもお子さんのためを思って必死で押さえつけて歯を磨く。そんな悪循環のループにはまってしまい悩んでいるパパさんも多いのではないでしょうか。大切な我が子に虫歯ができないようにしなければ、という親心。
しかし、大好きなパパが歯磨きのときだけ血相を変えて押さえつけてくる。お子さんにとっては余計に歯磨き嫌いが加速してしまいます。

イヤイヤ期だから

1~3歳はイヤイヤ期と呼ばれ、なんでも「いや!」という時期があります。
イヤイヤ期はお子さんがすくすく心身ともに育っている証拠。怖い痛いなどの理由なく、イヤイヤ期の延長で歯磨きも嫌がっている場合は、できるだけ”ご機嫌時間“を見つけて歯磨きできると良いですね。

楽しくないから

歯磨きの意図や重要性も分からない状態で、いきなりお口に指や歯ブラシを入れられたら、不快な気持ちになってしまいますね。
スムーズな歯磨き時間にするためには、とにかくお子さんの不快感を取り除き、楽しい時間へと導くことがカギとなります。

子どもが嫌がらない正しい仕上げ磨きの方法

用意する道具

子ども用歯ブラシ

お子さんの月齢・年齢に沿ったものを選びましょう。
歯ブラシのパッケージに何カ月用・何歳から等の目安が書いてあるので分かりやすいですよ。
お子さんが持ちやすいグリップがついていたり、喉をついてしまわないように短くなっていたりと様々です。

仕上げ磨き用の歯ブラシ

大人が持つ用の歯ブラシも用意しましょう。
柄が長く、持ちやすいものがおすすめ。
普通のお子さん用の小さいサイズの歯ブラシで十分でしょう。

歯磨きジェル

フッ素入りで飲み込んでも大丈夫な商品を選びましょう。
歯医者さんでもおすすめの歯磨き粉を販売していることが多いので、安心ですね。

味も様々なのでお子さんが好きなフレーバーを選ぶと喜んでくれますよ!

仕上げ歯磨きの体勢

0歳・1歳は抱っこ磨き

ミルクをあげるときと同じ体制で、抱っこしながら磨きます。

2歳以降は寝かせ磨き

パパは正座して、膝の上にお子さんの頭が乗るように寝かせます。奥歯もよく見えて磨きやすい一般的な体制です。

寝かせ磨きが苦手な方は、お子さんに座ってもらい、喉を誤って突いてしまわないよう頭を支えながら磨きます。

前歯の磨き方のコツ

前歯は見えやすく磨きやすい場所ですが、歯ブラシが当たると痛いポイントが…それは「上唇小帯」です。上唇の裏側にあるひだのような部分で、前歯を磨く際に歯ブラシが当たってしまい、痛くて嫌になってしまうお子さんが多いです。

そのため、歯ブラシを持っていない方の人差し指で押さえて、歯ブラシからガードしてあげると、磨きやすくなります。虫歯になりやすい箇所なので、ご機嫌なうちに丁寧に磨きましょう。

また、前歯の裏側は唾液でヌルついてしまいがちなので、裏側も丁寧に磨きましょう。
歯ブラシを歯に対して縦向きにして、上下に動かすと綺麗に磨けます。

奥歯の磨き方のコツ

奥歯は口を大きく開けてくれないと磨きにくく、泣いてしまうと余計に磨きにくいですよね。しかし、奥歯の溝には食べ物のカスが蓄積しやすく虫歯になりやすいため、頑張って磨きましょう。奥歯は虫歯の温床ともいわれるほど虫歯になりやすいです。

ブラシの先でちょんちょんと叩くように磨くと良いでしょう。

「カバさんのお口できるかな?」「いちばん奥の歯に虫ばい菌が…」など気を紛らわせながら奥から手前に向かって磨きましょう。

「リスさんのほっぺはびょ~んって伸びるんだよ!」など楽しい声を掛けながら、指でほっぺを軽く引っ張ると奥歯も見やすくなりますよ!

歯と歯ぐきの境目も丁寧に

虫歯や歯肉炎の元になりますので、90度の角度(水平)で歯ブラシを当て、やさしく左右に動かしながら磨きましょう。

まっすぐ・軽く・小刻みに動かす

歯ブラシの毛先をしっかりと歯に当てる

「しっかり!ゴシゴシ!」というイメージよりも、「軽く!小刻みに!優しく!」一本一本丁寧に磨くことを意識します。
歯ブラシの毛先を歯の面にまっすぐあてることで、歯茎と歯の境目や歯間をしっかり磨くことができます。

軽く磨く

歯ブラシはペンを持つように軽く磨き、力を入れないよう気を付けましょう。

小さいお子さんは、「痛い!」「歯磨きって怖い!」という印象を付けてしまうと、ある程度大きくなるまではなかなか歯磨きへの苦手意識は簡単に消えません。

歯ブラシの毛先が横に広がってしまうのは、強く磨きすぎている証拠。
毛先の広がった歯ブラシは、歯茎を傷つけてしまい、汚れも落ちにくくなってしまうので交換しましょう。

磨いている際に毛先が開かないよう、軽く磨くことを意識しましょう。

痛くない歯磨きをするとお子さんが不快感を感じず、楽しい時間であることをインプットできるとスムーズになりますね。

小刻みに動かす

1㎝ほどの幅を小刻みに動かします。
1~2本ずつ歯を磨くイメージで磨きましょう。
一か所に20回以上シャカシャカと歯ブラシを動かすのが理想です。
仕上げ磨き全体を通しても、3分以上を目安にするとしっかり十分に磨けますよ。

しかし、小さいお子さんが歯磨きをしながら3分間以上…となると慣れるまで大変ですよね。お子さんが歯磨きを嫌がっているうちは、時間に固執せず、スモールステップで徐々に慣れていけるようにしましょう。

決して押さえつけずに磨く

泣いていたら無理に歯磨きしようとせず、まず抱っこでなだめてみましょう。
そして、歯ブラシのキャラクターや好きな歌、お人形の歯を磨いてみたり…関心をほかのことに向けてあげましょう。押さえつけてしまうと余計に歯磨きが嫌いになり悪循環です。

【年齢別】成長に合わせて歯磨きを習慣化

生後6カ月~1歳ごろ(乳歯が生え始める頃)

  • 口の周りを触られることに慣れる
  • 歯磨きしてもらう時の体勢に慣れる
  • 歯ブラシに慣れる

歯が生えてきたタイミングから少しずつ歯磨きに慣れ、仕上げ磨きを始めるのベストです。
湿らせたガーゼで口の中を軽く拭いたり、乳児用歯ブラシを持たせてあげたりしてみましょう。

1~3歳ごろ(乳歯が生えそろっていく頃)

  • 1日3回が理想。ただし、歯磨きを嫌がる子が多い時期のため、寝る前の1回は最低限行う
  • 座って自分で磨く練習をしてみ
  • 歯磨き後にブクブクうがいができるようになる
  • フッ素の塗布を追加する

喉の奥に歯ブラシが刺さらないような形状の歯ブラシを持たせてみましょう
慣れてきたら年齢に合わせた歯ブラシを持って、自分で磨く練習を始めましょう。

4歳以上(乳歯が生えそろった後)

  • 1日3回、自分で歯磨きできるようにする
  • 大人の仕上げ磨き、フッ素の塗布は継続する

6歳前後から乳歯が抜け、その後永久歯が生え始めます。
お子さんが自分で歯磨きを行いますが、磨き残し予防のため仕上げ磨きは継続しましょう。

スムーズな仕上げ磨きのために

生後半年頃から歯ブラシ・お口に触れる機会を

歯の生え始めたころから月齢に合わせた歯ブラシを用意し、まずは慣れることが大切です。お口回りをガーゼで拭いてあげたり、歯磨きの姿勢をしてみたり、生後半年を目安に始めてみましょう。

年齢に合った歯ブラシを用意

ドラッグストアやネットなどさまざまなお店で、年齢毎に危険のないような設計の歯ブラシが販売されています。ぜひ探してみてください。

お子さんの好きなキャラクターの歯ブラシは大喜び間違いなし!

お子さんが好きな歯磨き粉を選ぶ

ブドウ、いちご、バナナなどたくさんの味の種類があります。
筆者の歯磨き嫌いだった息子も、ブドウはブドウでも好きなメーカーの味があったようで、その歯磨き粉のおかげで歯磨きが大好きになりました。

フッ素の有無、うがいの必要・不必要も合わせてチェックしましょう。

機嫌の良い時間帯に

その日の機嫌や体調によって日々変わりますが、夜眠くなる前に歯磨きできると安心ですね。

事前の声掛けで気持ちの切り替えを

歯磨きの前に、「もう少しで歯磨きしようね」「あと何回それで遊んだらおしまいにして歯磨きだよ」などとお子さん自身が見通しのつくような言葉を掛けてみましょう。それでも嫌がってしまう場合も多いですが、日々の積み重ねで、ルーティンが築かれていくので根気強く伝えてみましょう。
「歯磨き=楽しいこと」という遊び感覚で出来る環境を整えてあげると、よりスムーズに身につくようになりますよ。

保育士ママおすすめ!楽しい歯磨きタイムにする実践テクニック

歯磨きの歌を歌う

幼児番組や動画サイトで、お子さんの好きな曲を歌ったり流してみましょう。楽しい雰囲気作りに効果的です。幼稚園や保育園で歌っているような歯磨きに関する歌もたくさんありますよ!
子ども達は虫ばい菌が出てくる歌や、歯磨きの歌が大好きです。

おすすめの歯磨きソング
  • 「はみがきじょうずかな」おかあさんといっしょ
  • 「はをみがきましょう」昔ながらの童謡
  • 「しまじろうのはみがきのうた」しまじろうと楽しく真似っこ

歯磨きの大切さをわかりやすく伝える

イラストや分かりやすい言葉で伝える

「虫ばい菌」「歯医者さん」「虫歯」「真っ黒」「痛い痛い」など分かりやすい言葉で伝えてみましょう。お子さんによってではありますが、2歳前後から効果的です。
幼稚園や保育園では、イラストで描いてみたり、オーバーリアクションで表情を付けて伝えたりと工夫して伝えています。お人形を使って歯磨きの大切さを伝えるのもお子さんが親しみやすいですね。

絵本で伝える

絵本の世界はお子さんの想像力を刺激し、ルーティンの導入にぴったりです。
歯磨きの大切さや楽しさに気付き、歯の重要性が自然と伝わります。

おすすめの絵本
  • 「はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!」くぼ まちこ作 アリス館
  • 「ノンタン はみがき はーみー」キヨノ サチコ作 偕成社
  • 「おでかけ版ボードブック はみがきあそび」 きむら ゆういち作 偕成社
  • 「はぶらしくんです。」とよた かあずひこ作 童心社

パパも一緒に歯磨きしてみる・してもらう

一緒に向かい合い歯磨きをしてみましょう。
大好きなパパが楽しそうに歯磨きをしている姿を見ると、お子さんは「パパと一緒にやってみよう」「真似してみたい」と思います。

また筆者の夫は、歯磨き嫌いだった息子にパパ用の歯ブラシを渡し、仰向けに寝て息子に歯を磨いてもらっていました。遊び感覚で取り入れることができスキンシップにもなって楽しそうでしたよ。終わったら「次は僕がやってもらう番!」と交換もスムーズです。

歯磨き後のご褒美で続ける力を育てる

ぜひ歯磨き嫌いなお子さんに取り入れてほしい策です。
歯磨きを頑張ることができたら、好きなシールを1枚選んでカレンダーに貼れるようにしたり、高い高いなどお子さんの喜ぶスキンシップを行います。
お子さんが喜ぶご褒美を考え提示してあげることで、歯磨きを頑張る良いキッカケになることもあります。

キシリトール成分配合で虫歯にならないお子さん用ラムネなども販売されています。歯磨き後のご褒美にするのも良いでしょう。

歯ブラシをぬいぐるみやパペットで持つ

お子さんの好きなぬいぐるみやパペットが、歯ブラシを握っているように持ってみましょう。楽しい雰囲気作りに効果的です。

スマホで動画を見せたってok

どんなアイデアを試してみても、結局最後は嫌で泣いてしまう…。
そんな時には、スマホで動画を見せても良いでしょう。
実際、歯医者でも幼児の治療の際には天井付けのテレビなどを見ながら治療ができるようになっていますよね。動画を見せることに抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、歯磨きを泣いて嫌がるのは一時です。

歯磨きが満足にできなかったり、歯磨きの時間を親子ともに苦痛に感じてしまうくらいなら、時には無理なく動画に頼ることも全く悪いことではありません

パパ
パパ

楽しい雰囲気が大切なんだね!
かわいい我が子が虫歯にならないよう一生懸命になりすぎて、僕の表情も怖かったかも…
喜ぶ方法を色々試してみよう!

パパとママ協力して楽しい歯磨き

歯磨き嫌いなお子さんには、パパとママ2人で歯磨きするのが効果的です。
お子さんの歯磨き担当・もう一方はお子さんの興味を引く担当として協力してみましょう。

また、お子さん自身が今どのような状態で歯磨きされているのかを鏡を通して見せてあげると歯磨きに興味を持つきっかけになります。

例えば、ママが歯磨きをしている間、パパは鏡を持ち歯磨きの様子をお子さんに見せてあげながら虫ばい菌の実況中継をするのもおもしろいですよね!

定期的な歯科健診とフッ素塗布を

お子さんの歯、乳歯はあっという間に虫歯が神経まで届いてしまいます。乳歯の歯磨き、観察をしっかりと行い、定期的(3~4カ月に1度)に歯科健診を受けることも重要です。

虫歯の早期発見・治療のため

未熟な乳歯を虫歯から防ぎ、また早期発見して治療することでダメージを最小限に抑えられます。
「乳歯は抜けるし永久歯さえキレイなら問題ない」と考える方もいるようですが、悪い口内環境は永久歯に影響を及ぼします
定期的な歯科健診でお子さんの大切な歯を守りましょう!

嚙み合わせや歯並びの確認のため

子どもは日々成長しているため、お顔やあごの大きさや形も年々変わってきますね。
その成長の中で、歯並びが悪くなっていたり、歯の噛み合わせが悪くなったりしてしまうケースもあります。早期発見すると、治療費も安く済んだり、お子さんの負担も少なかったりとメリットはとても大きいです。

フッ素塗布のため

フッ素はきれいな歯を保つ上でとても大切な成分で、歯に塗ることで虫歯予防に効果があります。フッ素塗布も3~4カ月で効果が切れます。歯科健診のタイミングに合わせて塗ってもらうと、途切れることなく効果が持続して良いですね。
歯医者さんおすすめのフッ素入り歯磨き粉もありますので、健診の際に確認してみましょう!

パパ
パパ

まずは近くにある子どもOKの歯医者を探してみる!
ママとスケジュールを確認して、歯医者の予約までやってみよう!

親子で楽しい歯磨き時間を…

以上、パパが実践できる歯磨きの手順と、楽しく進めるアイデアでした。

  • 歯が生え始めたら少しずつ歯磨きに慣れる
  • 痛くない歯磨きを心がける
  • とにかく楽しい雰囲気で行う
  • ご機嫌なうちに歯磨きをする
  • 歯磨きアイデアを試してみる

お子さんが歯磨きを嫌がる理由はさまざまですが、痛みや恐怖心のポイントに気をつけて、日々の作業としてではなくスキンシップと考えて楽しく実践してみましょう。

歯磨きを泣いて嫌がるのも一時です。
いつしか自分で歯を磨くようになり、仕上げ磨きも不要になります。

きっとこの記事を最後まで読んでくださった方は、お子さんのことを本当に大切に思っている素晴らしいパパさんです。パパとの貴重な歯磨きが楽しい時間となることを願っています。
ぜひ実践してみてくださいね!

ABOUT ME
ほいくママ
ほいくママ
現役保育士ママ
保育士・幼稚園教諭として勤務歴10年。2児の母の経験を活かして、育児に関する記事を書かせていただいています。子育てはやりがいがあって楽しい反面、悩みも尽きないですよね。ママ目線、保育者目線の両方から得た情報や知識を共有していけたらと思います。一緒に子育てを楽しみましょう!
記事URLをコピーしました